2023/02/20 医療経営管理学科

【教育】リエゾンゼミI フィールドワーク発表会

発表の様子
発表の様子
医療経営管理学科ではリエゾンゼミIで、10月5日、10月19日にグループごとにフィールドワークを行いました。テーマは次の4つの中から選択し、グループに分かれて大学内の施設?設備について調査を行いました。

① 東北福祉大学(国見またはステーションキャンパス)内で発生した救急事案に対して現場到着した救急車の停車位置や搬送経路、活動を検証し、危険や障害とそれらの回避方法を考える。(救急隊の導線)

② 東北福祉大学(国見またはステーションキャンパス)内に設置してあるAEDの位置を把握し、早期の電気ショックを実現するための障害とその改善方法を考える。

③ 東北福祉大学(国見またはステーションキャンパス)内にあるバリアフリー施設について調べ、利用者の視点に立ち不具合を見出しその改善方法を考える。

④ 東北福祉大学(国見またはステーションキャンパス)内で発生した災害時の避難経路について、障害者の視点に立ち、避難を困難とする障害を見出し、学生ができるサポートについて考える。


そして11月と12月にフィールドワークで調査した内容をまとめた実施報告書を基に、PBL(Problem-based learning)でそれぞれのテーマについて分析し、グループごとに成果をスライドにまとめ、1月11日と18日に発表会を行いました。会場はステーションキャンパスS600教室です。
教室の様子
教室の様子
 このPBLは、フィールドワーク調査に基づき、PBLでグループ別に課題発見?解決型学習を行い、研究成果をプレゼンテーションで発表する体験を得ることを目的とした取り組みです。

このカリキュラムでは、分析結果だけではなく、自分たちで課題意識を持ち、目的をよく考えて調査や分析を実施し、その結果を考察し、それをわかりやすく発表するという一連の取り組みと、それをおこなうための役割分担と一人一人の積極的な関与によるチームワークを重視しています。

この課題に対する取り組みを自己評価?相互評価することで、大学生活におけるゼミでの学修やボランティア活動などへの主体的な参加や、将来社会人として協働して仕事を行う上でのリーダーシップやサポートの役割などを身につけることが期待されます。

フィールドワークにより、普段の学生生活では気が付かなかった様々な設備などを知り、またそれがどのような場合に、どのように活用されるものであるかを、どうやったらわかりやすく伝えることができるのか、学生たちの試行錯誤が感じられる発表会となりました。

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