研究者情報
研究者基礎情報
研究者情報
学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
髙橋 久子
氏名(カナ)
タカハシ ヒサコ
氏名(英語)
Takahashi Hisako
所属
教育学部 教育学科(中等教育専攻)
職名
准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
研究者情報
 
学歴
2002/03 宮城学院女子大学学芸学部英文学科 卒業
2004/03 東北大学大学院国際文化研究科博士課程前期 修了
2017/08 ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 言語学部博士課程 修了
学位
Ph.D. in Linguistics (言語学博士)
学会及び社会における活動等
日本言語学会
日本英語学会
研究分野
言語学 統語論 英語学
著書
 
論文
「Miyagawa, Shigeru (1989) Structure and Case Marking in Japanese, Academic Press」 単著 『言語理論?言語獲得理論から見たキータームと名著解題』遊佐典昭?小泉政利?野村忠央?増冨和浩(編)、開拓社 2023/03
「Boeckx, Cedric, Nobert Hornstein and Jairo Nunes (2014) Control as Movement, Cambridge University Press」 単著 『言語理論?言語獲得理論から見たキータームと名著解題』遊佐典昭?小泉政利?野村忠央?増冨和浩(編)、開拓社 2023/03
「書き出し」 単著 『言語理論?言語獲得理論から見たキータームと名著解題』遊佐典昭?小泉政利?野村忠央?増冨和浩(編)、開拓社 2023/03
「名詞句削除」 単著 『言語理論?言語獲得理論から見たキータームと名著解題』遊佐典昭?小泉政利?野村忠央?増冨和浩(編)、開拓社 2023/03
「Cross-linguistic variations in the layered structure of PP: Evidence from PP internal NP- ellipsis」 単著 Variation in P: Comparative Approaches to Adpositional Phrases, Oxford University Press 2020/01
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「On the Syntax of Spatiotemporal PPs」 博士論文 単著 ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校博士論文 2017/08
「Nominative/Genitive Conversion in Adverbial Clauses Revisited」 単著 関西言語学会第40回記念大会 予稿集 2016/09
「Cross-linguistic differences in NP-ellipsis within PPs: English, Chinese, and Japanese」 単著 Proceedings of the 44th Meeting of the North East Linguistic Society Vol.2 2014/09
「Adverbial Clauses and Nominative/Genitive Conversion in Japanese」 単著 Proceedings of the 6th Workshop on Altaic Formal Linguistics, MIT Working Papers in Linguistics 61 2010/09
「θ位置への移動に課せられる一様性の条件」 単著 第129回日本言語学会予稿集 2004/09
「On the Syntactic Structure of Psych Predicate Construction」 修士論文 単著 東北大学大学院国際文化研究科 2004/03
「On the Syntactic Structure of the Psych Predicate Construction」 単著 Working Papers of Linguistics 4 ( published by Formal Linguistic Circle) 2004/01
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その他
「On the Base Position of Arguments in the Psych Predicate Construction」 単著 2003/06 Formal Linguistic Circle, 盛岡大学
「On the Syntactic Structure of Psych Predicate Construction」 単著 2004/11 第129回日本言語学会、富山大学
「On the Structure of PPs and its Theoretical Implications」 単著 2008/07 東北大学言語学コロキアム、東北大学国際文化研究科
「On the Japanese postposition made/madeni/madede and the structure of PP」 単著 2008/11 The 10the annual SUNY/ CUNY/NYU/YU Mini-Conference, City University of New York
「Adverbial Clauses and Nominative/Genitive Conversion in Japanese」 単著 2009/09 The 6th Workshop of Altaic Formal Linguistics, 名古屋大学
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「Some Notes on the Internal Structure of PPs in Japanese」 単著 2011/01 The 85th Annual Meeting of the Linguistic Society of America, Hilton Pittsburgh
「The layered internal structure of PP and N’-deletion within PPs」 単著 2013/05 Comparative Syntax and Language Acquisition #1、国立国語研究所共同研究プロジェクト第6回研究会、南山大学
「NP-ellipsis within PPs in Japanese, English, and Chinese」 単著 2013/06 第38回三重大学言語学コロキアム?フィロロギア例会、三重大学
「The PP internal structure and the variation in NP-ellipsis within PPs」 単著 2013/10 Workshop of “Variation in P”, Università Ca’Foscari (ヴェネツィア大学)
「Cross-linguistic differences in NP-ellipsis within PPs:English, Chinese, and Japanese」 単著 2013/10 The 44th Meeting of the North East Linguistic Society, University of Connecticut
「Nominative/Genitive Conversion in Adverbial Clauses Revisited」 単著 2015/06 関西言語学会第40回記念大会ワークショップ、神戸大学
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教育上の能力に関する事項
教育活動
英語力の基礎固め これまで学んできた英文法や英語の音声に関する知識を定着させ、「聞く?読む?話す?書く」の4技能をバランスよく習得することを目指します。授業では英語への苦手意識を無くして積極的に学べるよう、ペアワークやグループワークでの会話演習、リスニング演習、プレゼンテーション、ディスカッションなどの活動を取り入れ学生同士で学び合える機会を設けます。
アカデミック?ライティング 論理的思考に基づいた英語でのパラグラフ?ライティングが習得できるよう、実例の文章構成を参考にしながら様々なトピックについて英語で文章を書く練習を行います。授業では辞書や翻訳ソフトの効果的な使い方を学び、ピアレビューやグループレビューを取り入れながらクラスメイトと協力して英作文の完成度を高めていきます。
英語学概論 英語という言語の性質を言語学の観点から学びます。特に英語の歴史、音声、語や文の構造に関する基礎的な知識を学び、日本語と英語の相違点に目を向けながら具体的事例の考察を行います。
英語統語論 英語の文構造を生成文法の枠組みに基づいて科学的に分析する手法を身につけます。日本語をはじめとする世界の諸言語と英語を比較しながら、全ての言語に共通する統語構造に関する規則と英語特有の規則について学びます。
研究活動
before/after, in/on/at, until/by/up to などの時空間を表す英語の前置詞句とそれらに対応する日本語の「?前/後に」「?で/に」「?まで/までに」などの後置詞句との比較を通して、人間が生まれながらに有している言語知識の解明を目指している。前/後置詞句(以下、接置詞句)の比較統語論研究は、これまで印欧諸語を中心に盛んに行われており、今後は東アジア言語との比較により接置詞句の構造に関する普遍性に迫ることが期待される。その第一歩として、英語、日本語、中国語の接置詞句の内部構造と接置詞句内の名詞句省略に着目して研究を続けている。この比較統語論的研究を中国語や英語以外の言語にも拡張し、それらの言語における接置詞句内名詞句省略の研究を通して、現在論争が続いている削除現象全般に関わる諸条件、句構造の普遍性、名詞句の内部構造等について新たな示唆が得られることが期待される。