第24回企画展「鉄道の復興 その時、今、あした」第Ⅰ期 早期全線復旧への軌跡

2015年4月7日(火)~ 7月4日(土)

東日本大震災から4年、東北の鉄道の復旧はどこまで進んでいるのでしょうか。

被災した鉄道も、これまでにかなりの路線が復旧?開通に至っています。新しい駅舎やルートが設置されるところもあり、さらには新しい駅を中心としたまちづくり計画が示されている地域もあります。その一方で、復旧後も厳しい課題に直面したり、復旧が進まない線区があったりするのも事実です。人々は鉄道の復旧に復興への期待をかけています。線路がつながることで、希望を見出し、思いをつなぎ、新たな町づくりへ向かって動き出せるのです。

今回の企画展では、第Ⅰ期と第Ⅱ期に分けて、第Ⅰ期では民鉄の復旧と貨物輸送の現状、第Ⅱ期はJR各線の復旧の現在と沿線の町づくりを紹介していきます。

第Ⅰ期では「民鉄の復旧と貨物輸送の現状」として、津波で壊滅的な被害に遭いながら早期に全線開通を実現し、地域住民の復興のシンボルとなった三陸鉄道と仙台空港鉄道の民鉄2社、それから、自らも被災を受けながら「石油輸送列車」や「がれき列車」を運行し被災地の復興に大きな貢献をしたJR貨物と、すべての機関車を津波に襲われるという被害から復活を果たした仙台臨海鉄道の貨物2社を中心にとりあげます。

主催:東北福祉大学?鉄道交流ステーション
協力:国土交通省東北運輸局、JR東日本、JR貨物、三陸鉄道、仙台空港鉄道、仙台臨海鉄道 【第Ⅱ期】東松島市、女川町、山元町、新地町
後援:国土交通省東北運輸局、宮城県教育委員会、 仙台市教育委員会、河北新報社、東北鉄道協会、(社)交通環境整備ネットワーク、みちのく鉄道応援団

この記事に関するお問い合わせ

地域創生推進センター 生涯学習ボランティア支援課内(「鉄道交流ステーション」資料係)
住所:〒981-8523 仙台市青葉区国見1丁目19-1
TEL:022-728-6612