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VOL.46 SEPTEMBER 2007

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スクーリング講義概要

■ビデオ?スクーリング 講義概要追加分

老年心理学 吉川 悠貴

 3日間で11コマの講義を行い,12コマめが試験となります。
 講義では,「加齢」とはどのようなことなのかについて最初に学び,加齢に伴う身体機能の変化について基本的な点を学習します。それ以後は,感覚?知覚?記憶の変化などの精神機能が加齢の影響をどのように受けるのかについて考え,また知能の変化に関する研究法の理解や,高齢期に見られる認知症,高齢期と死の問題などを系統的に学習します。
 スクーリング最終日の最後の1コマを使って,スクーリングで学習したすべての課題の中から各自が1課題を選択して試験を行います。


社会心理学 吉田 綾乃

 社会心理学は,私達が日常生活の中で経験している,様々な「なぜ?」について,科学的に解明しようとする学問です。講義では,社会心理学者が行った興味深い研究を紹介しながら,人や集団の行動の理由について考えていきたいと思います。トピックとしては,対人認知,態度形成,援助行動,攻撃行動,集団行動などを取り上げる予定です。そして,講義を終えて皆さんが普段の生活に戻ったとき,“これは社会心理学でいうところの△△だ”と気づくことができるようになることを目指したいと思います。なお,専門用語の理解がある程度必要になりますので,必ず事前にテキスト(平成18年度以前のもの,今年度のもの,どちらでも可)を一度読んできてください。


社会福祉援助技術論I 山本 邦男

 本講義は社会福祉援助技術の現場の実際を通して,「個別援助技術論」の意義を学ぶ。特に医療機関におけるケースワーク事例と介護保険制度のケアマネジメントの実際を学ぶ。具体的には次のような項目に触れてみたい。
 (1) ケースワークとソーシャルワークの分類。
 (2) 個別援助技術における「環境」と「個人」の調整の意味を理解する。
 (3) 援助技術における「価値」「知識」「技術」とは。
 (4) 個別援助技術の発展について。
 (5) 個別援助技術に関連するのキーワードの解説。
 (6) 介護保険制度の概要とケアマネジメントの意義。
 (7) 在宅医療とケースワーク,ケアマネジメントの実際。
 (8) レポート課題の要点を解説する。
 社会福祉援助技術を学ぼうとする時,基礎的理論と併せて,現場の実際の事例に触れながら,実践的経験を通して,その意義を理解することが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@である。知識や技術,制度はそれを活用する援助者の実践によって,はじめて有効なものになるからである。


軽度発達障害教育総論 後藤 紗織

 特別支援教育が注目され,軽度発達障害児についても耳にしたり,関わる機会が増えた方が多いのではと思います。軽度発達障害は障害像が重なる場合も多く,定義があいまいな面もあり,その実像をイメージしたり,関わり方や指導の仕方を理解するのは難しいことだと思います。
 今回の授業では,映像など実際の様子を見ながら,それぞれの定義や指導方法について学びたいと思います。実際に学校など様々な場面で,軽度発達障害児に接する方に役に立てればと考えています。

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