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特別展 「芹沢銈介?文字デザイン」
2016年4月19日(火)? 2016年7月16日(土)
当館は東北福祉大学付属の美術館として1989年に開館しました。館収蔵の芹沢銈介作品や世界各国の工芸品コレクションは、年3回の展覧会を通して、学内のみならず、地域の方々にも広く公開しています。
芹沢銈介(せりざわけいすけ:1895~1984)は、沖縄の染色技法「紅型」との出会いにより、染色家の道へと進みます。図案作成、型彫り、型附け(糊置き)、色差し(染め)といったこれまで分業で行われていた工程を、一人で行うという新たな染めの形を作りました。その染色技術と染め上がった文様の美しさが高く評価され、1956年に「型絵染」の365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けます。芹沢が生涯にわたり制作した作品は、多くの人々に親しまれ、生活の中で用いられました。
芹沢作品には、着物?帯、のれん、屏風、壁掛けなどがあり、文様も多岐にわたります。動植物や器物、風景や童児?職人の姿といった題材がありますが、その中でも特に「文字」は365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@なモチーフのひとつといえるでしょう。漢字一字とその意味にまつわる文様を組み合わせた「文字絵」や、仮名47文字で構成された「いろは文字」。そして布が風に翻って文字(漢字)の形を表す「布文字」という斬新な文字デザインを創出しました。
本展覧会は、芹沢の卓越した「文字デザイン」に注目します。上記の「文字絵」、「いろは文字」、「布文字」に、丸の中に文字を組み込んだ「丸紋文字」、民藝運動の創始者?柳宗悦の「ことば」などを題材にしたものを加え、5つのテーマで作品を展観します。当館のほか、静岡市立芹沢銈介美術館、柏市教育委員会、宮城県美術館所蔵の代表作が一堂に揃う展覧会ですので、この機会に是非ご覧ください。
主催 | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館(6階展示室1-3) |
共催 | 河北新報社 |
後援 | NHK仙台放送局、朝日新聞仙台総局、東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、 東日本放送、Date fm |
協力 | 静岡市立芹沢銈介美術館、柏市教育委員会、宮城県美術館 |
会場 | 東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館 6階展示室 |
休館日 | 日曜?祝日、4/30~5/8 (ただし4/29は開館) |
開館時間 | 10:00?16:30(入館は16:00まで) |
出品作品 | 芹沢銈介作品 着物、帯、屏風、軸、のれん、間仕切り、壁掛、装幀本 等 約80点 |
同時開催 | 併設展1 「芹沢銈介コレクション 日本の文字文様」 (5階展示室4-5) 併設展2 「宮城県のやきもの 堤焼?切込焼」 (1階展示室) |
入館料 | 一般300(200)円、大学?専門学校生200(100)円 ( )は20名以上の団体料金 高校生以下、および障がい者とその介助者1名は無料 着物で来館された方は当日の入館料100円割引 |
関連イベント
◆ 講座 「芹沢銈介を知る」
全2回 各11:00~12:00
6月4日(土)「芹沢銈介 作品と技法」 講師:当館学芸員
6月11日(土)「銈介と文字デザイン」 講師:当大学教授 原秀一
場所:美術工芸館5階ロビー 定員15名(各回要予約 5/9~電話受付)
◆ 学芸員によるギャラリートーク
5月21日(土)、7月16日(土) 各11:00~
(自由参加、当日の入館券が必要です)
◆ ワークショップ 「3D布文字を作ろう」
開催日 会期中4~6月の毎週 月?土曜日
(ただし、休館日は除く)
受付時間 11:00?15:00
体験時間 30分
材料費 400円
◆ ワークショップ 「うちわを作ろう」
開催日 7月2日、9日、16日(各土曜日)
受付時間 11:00~15:00
体験時間 30~60分
材料費 500円