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芹沢銈介デザインの カーテン

2006年2月2日(木)~3月26日(日)

芹沢銈介は「生活美のデザイナー」と称されるように、私たちの暮らし全般を彩るあらゆる分野の作品を残しました。 カーテンや壁掛けなどのインテリアデザインの分野にも挑戦しています。

昭和21年(1946)、芹沢のもとに集まった染色作家たちによって共同組合組織「萠木会」が発足しました。卓布、風呂敷、 広巾布と広がる会員の仕事に飽き足らない思いを抱いていた芹沢は、「萠木会は朝から晩まで同じことを繰り返して何の進歩もない」 「広巾布を手がける人たちは挑戦する気概が欲しい」と会員を叱責したそうです。ファションデザインやインテリア関連のデザインにも活気があった昭和30年代半ば頃のことでした。 その後芹沢は昭和37年(1962)の第36回国画会展に「すりぼかしカーテン地」を、翌年の1963年には「幾何文カーテン地」と「貝文カーテン地」を出品。 芹沢はこの頃にカーテン地を集中的に制作したと考えられます。

芹沢銈介のカーテンは斬新で、みずみずしさに溢れています。生活空間を、明るく楽しい場に変える効果的なデザインであり、決して用に媚びることのない作品です。 これらの作品は、萠木会や世に問うた芹沢の実験的試みともいえるものなのでしょう。

出品リスト●カーテン地   ●カーテンデザインの下絵  ●壁掛  ●間仕切   
●着物  ●屏風  ●年賀状  など 約 50点
併設展示アイヌ文化の新資料
仙台藩のやきもの 堤焼?切込焼
催しものギャラリー?トーク
2/25(土)?3/25(土)各13:30~
当館学芸員担当?自由参加 (当日の入館券が必要)

ワークショップ
「アイヌ文様のしおりを作ろう」

2/3?10?14?19、 3/4?11?16?26 11:00~15:30
自由参加 [当日の入館券が必要]
休館日[入試日] 2/20-23、3/13-15  [卒業式] 3/18