東北福祉大学 通信教育部

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学生?卒業生の声

卒業生の声

【卒業生の活躍】赤間弘治さんが通学部「発達?教育心理学特講」の特別講師として登壇されました
(2023年12月13日「発達障害の理解とテスターから心理士へのキャリア発達」)

 赤間弘治さんは、東北福祉大学社会福祉学部社会福祉学科を卒業し、老人保健施設を経て総合病院の地域連携センターのソーシャルワーカーとして地域医療に携わりました。その病院で、発達障害の子どもへの地域連携システムを構想していた小児科医との出会いから、発達検査のテスターを担うことになり、2021年には公認心理師試験にも合格しました。赤間さんのキャリアの軸足は、老人福祉から発達検査の心理判定へと転換し、その専門性を求めて大学院への進学を決意されました。2021年に入学した大学院では、中村恵子先生の指導で修士論文「保護者と教師を対象にしたWISC-Ⅳアセスメントレポートの探究」を完成させ、2023年3月に学位を取得しました。
 2023年度後期に国見キャンパスで開講された「発達?教育心理学特講」では、赤間さん自身のキャリア発達を踏まえ、後進の育成に尽力いただきました。

(赤間弘治さん※後列中央)
<赤間さんの体験談>
 このような貴重な場で、私自身のキャリア発達についてお話しする機会をいただき、講義のために必要となる資料を作成する中で、改めて自分自身のこれまでのキャリアを見つめ直す機会となりました。そして、学部生の皆さんに、私が学んだことや知っていることを伝えるという役割を頂き、真剣に私の話に耳を傾けてくれ、後進に伝えることのやり甲斐を実感できました。学部生の皆さんからいただいた言葉を励みに、歩みを止めることなく精進したいと思います。
<受講生の感想>
  • これまでの授業で、発達性協調運動症(DCD)について学んだ機会はゼロに等しく、ケーキの切れない非行少年の中で読んだことがあるくらいでした。体の使い方の苦手さは、不器用ややる気がないように見られてしまうのではないかと思います。DCDの認知度や周囲の理解を深める必要性を感じました。また、発達障害を支援するうえで、定型発達について学ぶ必要があるという内容が印象的でした。365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@5年7月に心理実習の活動で幼稚園に行きましたが、発達の遅れと言ってもいいのか、個人差の範囲なのか区別するのは本当に難しく、3年間の学びでは不可能でした。定型を知っているからこそ、支援ができるのだと改めて知りました。
  • スライドの中でも、必要なことを重点的に確認しながら進んでいたので何が大事なのか、自分の中で整理しながら授業を聞くことができたのですごく分かりやすかったです。
  • 養護教諭を目指す立場として、発達障害を疑う具体的なポイントやDCDについて学ぶことができたため、この学びを活かしていきたいなと思いました。
  • 対象者の訴えをそのまま受け止めることも大切だが、その訴えの裏にあるなりたい自分の姿や対象者の想いを捉えることも365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であると感じた。

【卒業生の活躍】千葉則子さんが日本学校教育相談学会宮城県支部の講師として登壇されました
(2023年7月29日 東北福祉大学通信教育部キャンパス)

 千葉則子さんは、小学校の教師として発達障害の子どもたちへの指導に携わり、新しい理論を学ばないと子ども理解ができないことを痛感して通信教育部福祉心理学科に入学し、さらに定年を迎えたタイミングで引き続き通信教育部の大学院に進学されました。
 大学院では、中村恵子先生の指導で、修士論文「WISC-Ⅳの下位検査を活用した学習方略に関する研究」を提出して優秀な成績で学位を修め、2023年3月に修了されました。
 そして、7月には日本学校教育心理学会宮城県支部の学習会に招聘され、講師を務められました。

(千葉則子さん)
<日本学校教育心理学会宮城県支部長 渡辺美貴先生から感謝の声>
 教師にとって子どもたちの「わかった!」「できた!」「通じた!」という声や、それとわかる表情を見せてくれた時の喜びや感動は、教育活動の推進上、最強のモチベーションとなる。その一方で、学習の習得が困難な発達障害特性をもつ児童生徒にどのような手立てを講じればよいのか悩んでいる実情でもある。
 日本学校教育相談学会宮城県支部仙台ブロックでは、特別支援教育士?日本LD学会の千葉則子先生を講師にお招きし、「WISC-Ⅳ下位検査を活用した学習方略?教育相談(相談支援)への活用の視点から?」というテーマで研修を行った。

 以下の内容について、4つの事例をもとに理論?実践の両面からお話をいただいた。
①WISC-Ⅳとは何をどのように測定するものなのか
②測定した認知能力と脳機能との関係はどのようなものか
③学習領域および学習方略との関係について

 WISC-Ⅳという知能検査を活用した具体的支援の手法について、千葉先生のご実践から見えてきた考察と課題は、実に大きな示唆に富む貴重な内容であった。
 特筆すべきは、発達障害特性をもつ子どもに対し、検査結果から分析された認知パターンに対応させた教材や指導方法を用いることで、認知的?心理的負担が軽減され、学習困難に起因する学校適応上の二次障害を抑制できることであった。それは、学習指導の課題としてだけでなく、教育相談の視点からも学び多き内容で、大変実りある研修となった。
日本学校教育相談学会宮城県支部    渡辺 美貴

【研究】通信教育部の卒業生が日本ヒューマン?ケア心理学会で発表しました

 2019年6月15日から16日にかけて桜美林大学四谷キャンパスで日本ヒューマン?ケア心理学会第21回大会が開催されました。
 そこで,吉田展泰さん(2019年3月卒業)が卒業論文「精神障害者が就労を決意してから職場に定着するまでの心理的プロセスとその促進要因」を発表しました。
 吉田さんは,就労支援事業所に奉職されており,その経験を通した支援職者としての実践上の問いが卒業論文のテーマになりました。研究対象は,就労が定着した精神障害者に絞られるため,質問紙調査ではなくグラウンデッド?セオリー?アプローチという質的研究が行われました。それは,インタビュー調査の逐語記録から,膨大なデータを地道に詳細検討する時間のかかる分析で,夏以降の吉田さんは,睡眠時間も含めてプライベートな時間のほとんどすべてを卒業論文に捧げる多忙な日々を送りました。
 その結果,調査協力者は,就労にあたり過剰な職務期待を抱き,評価懸念が高いため,援助要請しながら仕事にも自分にも折り合いをつけることで職務適応にいたるという結論が導かれました。
 これまで研究対象にすることが困難だった精神障害者の就労適応についての吉田さんの発表は,学会での注目と評価を集めました。

(左:中村恵子先生  右:吉田展泰さん)
<学会発表の感想~~吉田さんより~~>
 就労支援の中で感じていた疑問をテーマに,通信教育部での学習の集大成として卒業論文に取り組みました。論文作成は,時間的にも内容的にもとても大変なものでしたが,中村恵子先生?佐藤俊人先生の丁寧なご指導や,通信教育部スタッフの皆さんのご配慮により,完成することができました。感謝申し上げます。
 学会発表では,準備を含め初めての体験の連続にとても緊張しましたが,参加者からの質問や指摘は新たな気づきや学びにつながり,非常に有意義な機会となりました。この経験を活かし,就労支援や精神障害者支援のさらなる探究に努めていきたいと思っております。

【学び】卒業生が通学課程「福祉心理学」の外部講師として特別講義を行いました

 東北福祉大学での『福祉心理学』(中村恵子准教授)の授業では,福祉臨床と心理学基礎知識との融合を目指し,福祉現場の実践家をお招きして特別講義が行われています。
 11月13日は,社会福祉法人信和会クローバーズ?ピアワッセ生活支援員の鈴木潔宣氏から,精神障害者の就労支援の実際についてお話いただきました。クローバーズ?ピアワッセは多機能型就労継続支援施設で,精神障害者が社会参加を果たし,潜在能力を開発してステップアップできるように支援をされているそうです。
 鈴木氏は,20代から30代にかけて東京で映像クリエーターとして1,000本を超える番組の制作に携わり,セカンドキャリアを求めて仙台に戻られました。帰郷後,通信教育部に入学して,あらためて自身のキャリアを振り返り,映像制作に昼夜かまわず没頭してきた仕事への思い入れ(ワーク?エンゲイジメント)はどこから湧き上がっていたのかと考えるようになりました。そして,その問いを卒業論文「社会人学生の自ら学ぶ意欲とワーク?エンゲイジメントとの関連」にまとめ,就労支援職を志しました。
 卒業後,鈴木氏は社会福祉法人に奉職され,講義ではゲストティーチャーとして精神障害者に対する就労支援の難しさと充実感を語ってくださいました。学生は,先輩の講話に熱心に耳を傾け,質問も相次ぐ活発な授業となりました。

(左:鈴木潔宣さん  右:中村恵子先生)
<受講生の感想>
 ?働くことの難しさや意味を考える好機となり,実践を学ぶとてもいい時間になった。
 ?就労継続支援A型は,障害者の支援をしながら一緒に働くという社会貢献ができる制度だと思ったが,先生が「もっといい制度を作っていける」とおっしゃるのを聞いて,ただ学んでいる私と現場で活躍される先生の思いの違いを知り,勉強になった。
<鈴木さんの感想>
 大学生にお話をさせていただくという,得がたい機会を与えてくださった中村先生はじめ関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
 講義では,受講生の皆さんがいくつも鋭い質問を投げかけてくださり,よい緊張感のある,スリリングな時間になりました。また,受講生の皆さんがご自身の身近なところと結びつけて理解し,講義を実生活に生かしたいと考えてくださる様子をとても嬉しく思いました。お話させていただいたことのなかで,何かひとつでも心に響く言葉があったなら,講師冥利につきます。
 通信教育部で学んで本当によかったと思え,私のような者を受け入れてくださった東北福祉大学の懐の深さにあらためて感服した次第です。本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

【研究】通信教育部の卒業生が?日本ヒューマン?ケア心理学会?で発表

 2018年6月23(土)~24日(日)にかけて京都橘大学で日本ヒューマン?ケア心理学会第20回大会が開催されました。
 そこで,下山恵美子さん(2018年3月通信教育部卒業)が卒業論文「青年期と成人期における自尊感情と対人ストレスイベントおよび精神的回復力との関連」を発表しました。
 下山さんは,看護師としての経験を重ねるなかで「病状が深刻でも,前向きに闘病できる人はどのような特徴を備えているのだろうか」と考えるようになり,それは自尊感情のありようではないだろうかという実践上の問いが卒業論文のテーマになりました。調査研究では,「肯定的な未来志向」が自尊感情に関連を示し,見事に仮説が支持されました。また,青年期(思春期)では「対人葛藤」も自尊感情に関連を示し,病気のお子さんに励ましや叱責を与えることも成長に寄与することがわかり,小児科看護師として支援の可能性を広げました。
 下山さんは,本年4月から東北大学大学院医学系研究科に入学され,さらに研究を深めようと頑張っています。

(左:中村恵子先生  右:下山恵美子さん)
<学会発表の感想~~下山さんより~~>
 通信教育部に入学し,その集大成として卒業論文に取り組みました。途中,病気により中断を余儀なくされました。しかし,先生方や通信教育部のスタッフの皆様のおかげで無事に卒業論文を仕上げることができました。感謝申し上げます。
 ご指導くださった渡部純夫教授と中村恵子准教授の計らいで,学会発表の機会を得ました。初めての参加で大変緊張しましたが,発表することで自分の研究を見直すことができました。そして,参加者の皆様から意見や質問をいただくことで,新しい気づきもありました。また,他の発表者の研究を拝見して意見交換するなど,とても勉強になりました。あらためて感じた知識不足をはじめ多くのことを学びました。今後の研究活動の励みとしていきたいと思います。

卒業者アンケート

2023年3月卒業者アンケート

2022年9月卒業者アンケート

2022年3月卒業者アンケート

2021年9月卒業者アンケート

2021年3月卒業者アンケート

2020年9月卒業者アンケート

2020年3月卒業者アンケート

2019年9月卒業者アンケート

2019年3月卒業者アンケート

2018年9月卒業者アンケート

2018年3月卒業者アンケート

☆過去の卒業者アンケートの結果?卒業者の声はこちら☆

既卒者アンケート

2018年 既卒者アンケート

スクーリング受講科目の感想

2020(365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@2)年度スクーリング受講科目の感想

2019(365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@元)年度スクーリング受講科目の感想

2018(平成30)年度スクーリング受講科目の感想

2017(平成29)年度スクーリング受講科目の感想

2016(平成28)年度スクーリング受講科目の感想

2015(平成27)年度スクーリング受講科目の感想

2014(平成26)年度スクーリング受講科目の感想

在学生の学習方法

在学生の学習に関する実態調査

2016年在学生の学習時間調査

通信教育部の在学生に対して、毎年学習時間調査をしています。調査結果の詳細?分析については、こちら(PDF版)をご確認ください。

【1】普段どの程度学習しましたか~~学習の頻度
 

【2】平均?合計学習時間
 

【3】1単位分(1課題)のレポート作成に要した平均延べ時間
 

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