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VOL.60 MAY 2009

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教員MESSAGE [障害者福祉論]
「障害者福祉論」レポートに取り組むにあたって

講師 横山 英史

 今回の社会福祉士養成課程におけるカリキュラム及び教科内容の見直しに伴い,「障害者福祉論(障害者に対する支援と障害者自立支援制度)」は,受験資格取得に必要な教科の内容が4単位(60時間)から2単位(30時間)分に改められました。しかし,本学の通信教育部における単位数は,科目の位置づけや365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性を考慮して,4単位の内容を維持したままになっています。

 また,今年度配布のテキストの内容は,新カリキュラムにより大幅な変更がなされ,障害者福祉を支える諸概念や理念,思想の発展等が,他の科目へ分散収録されたかたちになっています。

 レポート作成の基本的な方法については『レポート課題集』にあるとおりですが,今年度入学し,新カリキュラム対応のテキストをお持ちの方は,以下のコメントや,『新?社会福祉士養成講座』の他の巻も参考の上,レポートを作成してください。

1単位め ノーマライゼーション,リハビリテーションの理念について

ノーマライゼーション
 『新?社会福祉士養成講座 第6巻相談援助の基盤と専門職』の第6章第2節「ノーマライゼーションと社会的包摂」を参考にしてください。また,余力のある方は,第1節「クライエントの尊厳と自己決定」の内容に関してもふれてみてください。
リハビリテーション
 『新?社会福祉士養成講座 第1巻人体の構造と機能及び疾病』の第7章第1節「リハビリテーションとは」,第4節「リハビリテーションの実施」を中心に,基本的な考え方やアプローチの在り方についてまとめてください。

2単位め 国際障害分類(ICIDH),国際生活機能分類(ICF)について

 新テキストの第1章第3節「障害とは」の内容と合わせて,『新?社会福祉士養成講座 第1巻人体の構造と機能及び疾病』の第3章「国際生活機能分類(ICF)の考え方と概要」も参考に,2つのモデルの基本的な捉え方,改正に伴うアプローチの変化を中心にまとめてください。余力のある方は,「体験としての障害(主観的次元)」の視点と,それに対する関わり方についてもふれてみてください。

3単位め A.障害者施策の発展,福祉サービスの特徴や問題点について

 施策の発展に関しては,新テキストの第1章第1節,第2章第1節の内容および参考文献にあげた資料を中心に,主に国際障害者年以降の動向を中心にまとめてください。また,現在の福祉サービスの特徴については,新テキストの第3章,第4章の内容を簡潔にまとめてください。ただし,自立支援法に関しては,成立以前から現在に至るまで様々な批判がなされておりますので,テキストだけでなく,インターネットや,その他の資料に示された見解も参考にしてください。

3単位め B.語句説明型レポート

(1)障害者施策の法体系

 障害者に関わる法体系は,新テキストの第2章第2節にあるとおり,多岐にわたりますが,福祉関係の法律を中心に簡潔にまとめてください。

(2)バリアフリー,ユニバーサルデザイン

 テキストの第8章の関連法律の内容やその他の資料も含めて,これらの考え方や,具体的な取り組みについてまとめてください。

(3)自立生活運動(IL運動)について

 障害者運動として,北米に端を発した取り組みで,現在の施策にも影響を与えています。基本的な考え方については,『新?社会福祉士養成講座 第9巻地域福祉の理論と方法』の第2章第2節や,『レポート課題集2009(1?2年次)』にあげた資料を参考にしてください。

(4)自立支援法の概要と課題について

 上記A.の内容を参考にしてください。

4単位め 援助の基本原則,当事者が「自分らしく生活することの意義」,自立支援の在り方について

 新テキスト第6章第1節の内容や『新?社会福祉士養成講座 第6巻相談援助の基盤と専門職』の第7章「専門職の倫理と倫理的ジレンマ」等を参考に,本科目のまとめとして,日常生活の中で考えたことや,実践での関わりを通して考えたことなど,ご自分の見解を述べてください。

 テキスト等様々な資料の内容や表現は,編者や著者の観点に必ず依拠しており,そこに書かれた客観的事実は同じでも,資料ごとに微妙なニュアンスの違いがあります。ですから,1つのことがらを理解するのにたった1種類の資料を用いただけでは,いくつかの言説を比較検討するということができず,自分なりの理解のしかたや考え方を導くことが難しくなります。

 ぜひ,テキストだけに限らず,様々な資料に自由に接してみてください。そして,ご自分の興味関心のありかを発見し,感情を動かされる楽しい時間を味わってください。それが机上の勉学や思考の醍醐味だと思います。

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