学長メッセージ：体育会会報「雄飛」No.44　祝賀のご挨拶

１９７２年（昭和４７年）に発足した東北福祉大学体育会は、このたび誕生５０周年を迎えることになりました。これまで数多のご尽力をいただいたすべての関係各位に対しまして、甚深なる感謝と敬意を表します。

学園創立１５０周年を365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@７年に控える本学にとって、この半世紀に及ぶ体育会の目覚ましい活躍は、東北の地にとどまらず、全国そして世界でも注目されるに至りました。神宮教場に名を轟かせ、日本のプロ野球界を牽引した野球部はもちろんのこと、バレーボール部、卓球部、弓道部、女子ソフトボール部、陸上競技部、空手道部等々、『雄飛』に掲載された健闘ぶりは枚挙に暇の無いところです。本学卒業生の佐々木主浩さんや斎藤隆さんのメジャーリーグでの大活躍もありました。さらに特筆すべきはゴルフ部の驚異的な大活躍です。

２０２１年の４月１２日、世界の超一流だけが参加するアメリカ合衆国のオーガスタで、卒業生の松山英樹さんがマスターズ?トーナメント優勝という大偉業を成し遂げました。これはゴルフ史上と申しますか、我が国のスポーツ界の歴史を塗り替えるほどの大金字塔です。昨年は男女の団体と個人それぞれで全国制覇という快挙もあり、4年生の蝉河泰果さんはPanasonicオープンで優勝の直後、国内最高峰の日本オープンでも見事な優勝を果たすなど驚異的な活躍を続けています。２年生の橋本美月さんもアジア制覇に全豪オープンアマで優勝を果たしました。加えて卒業生の比嘉一貴さんは年間賞金王に、金谷拓実さんはアジアンツアーの海外初制覇、さらに先日は国内メジャーでの初優勝もありました。

本学の建学の精神を伝える道元禅師の教えに、次のような言葉があります。


「一発菩提心」とは、悟りを求めて踏み出すときの第一歩の心境です。その純粋なる初心は、道を求め続ける限り、百千万回にわたって奮起せよと教えています。すなわち究極の境地に至る最終の一歩は、実は初心の一歩と何ら変わることのない偉大な志なのです。

いざ、体育会の１００周年に向けて未来の扉は大きく開かれました。本学のすべてのスポーツを愛する者たちに栄冠が輝くことを願ってやみません。