第21回企画展「鉄道の記号」

2014年4月3日(木)~7月5日(土)

普段、私たちは旅客で利用する列車のことを「はやぶさ」とか「北斗星」とかいう愛称で呼んでいますが、乗車の際、駅のホームでみかける列車の車両のボディーに略記号が書かれているのに気づいたことはありませんか。

鉄道では運用する車両には、個別に形式記号が表記され、番号が割り振られているので、その意味が分かれば車両の個性が理解できます。鉄道はとてもシステマティックな世界観のもとに運用されていて、SLの時代から記号が業務上のさまざまな場面で多用されてきました。駅で少し注意して見たり聞いたりすると、車両の記号だけでなく、列車が業務連絡で「3008B」などというような数字記号(列車番号)で呼ばれていたり、構内では利用客が目的の列車に間違いなくたどり着けるよう工夫されたサインや、逆に利用客には何のことか意味不明な記号が使われていたりします。また線路脇で見かける標識や、切符に印刷された略文字などにも、さまざまな記号を見つけ出すことができるでしょう。そんな鉄道に関わる記号の意味を分かりやすく読み解いてみようという展覧会。鉄道に詳しい方には少し簡単かもしれませんが、展示された資料を読み解きながら、鉄道記号のオリエンテーリングをしてみませんか。

【主な展示構成】
列車に付いている記号(車体標記)を読む
駅で見られる記号を読む
線路脇で見られる記号を読む
切符の記号を読む

主催:東北福祉大学?鉄道交流ステーション
後援:宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、東北鉄道協会、(社)交通環境整備ネットワーク、みちのく鉄道応援団
協力:JR東日本仙台支社

この記事に関するお問い合わせ

地域創生推進センター 生涯学習ボランティア支援課内(「鉄道交流ステーション」資料係)
住所:〒981-8523 仙台市青葉区国見1丁目19-1
TEL:022-728-6612