【ひろば】
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●卒業を目前にして
福祉心理学科 4年 S.I
昨年のうちに卒業に必要な試験,スクーリング,レポートをすべて完了させ,再提出?再試験のないことを祈りつつ,新年を迎えることができました。3年編入なので,実質24カ月で64単位を取り,とくに昨年4月から12月で28単位を取った計算になり,自分でもよくやったと感心しています。
そこで今だから話せる,思考錯誤のうえ到達した,レポート作成のコツをまとめてみます。
やはりコンスタントに一日平均2?3時間の勉強時間は取りました。
課題は自分に興味あるものから,関連性のあるものから,科目にとらわれず手をつけていきました。
レポートの提出期限を決め,内容は妥協しても期限を厳守しました。
文献は最終的には近くの市立図書館と試験やスクーリングの度に福祉大の図書館にゆき,重くても多めに借りて,一回まで許される,返却期限の延期をして宅急便で返すようにしました。近くの市立図書館も馬鹿にしてはいけません。心理学の専門書は少なくても,心理学者の書く本は,教育?福祉?医学など色々な分野にあります。これはと思う本を,1課題につき5?6冊借りて,目次から関連する箇所を搾りこんで,レポートの材料にしていきました。
このコツをつかむと,最後の方では一週間に1課題ずつレポートを量産(?)できるようになりました。しかし,心理学概論と生涯発達心理学は応用範囲の広い科目なので,じっくり勉強することをお奨めします。
私事ですが,17年3月に父がなくなり,老年心理学?生涯発達心理学の勉強が,現実と同時進行する経験を持ちました。さらにユングの分析心理学に出会えたことは,人生後半のライフワークと定めた気功に通じるものがあり,感激しました。まさに心理学は実学です。
通信教育部を創設していただいた東北福祉大学と,スタッフの皆さん,拙いレポートを読みつづけてくださる先生方に心から感謝申し上げます。
とても楽しくて有意義な2年間でした。
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