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VOL.62 SEPTEMBER 2009

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スクーリング?アンケートから

 夏期スクーリング受講者へのアンケートから,各科目の感想を抜粋いたしました。

社会福祉原論

  • 「わかる」ということは相手の立場にいかに自分がたてるかどうか…。対人援助の難しさを改めて実感させられた。
  • 社会福祉の歴史の中でその時々の社会情勢が背景にあることは理解していたつもりでしたが,今回の講義でより具体的に感じ取ることができました。
  • 社会福祉について絡まった糸がほどけた部分もあれば,さらに複雑に絡まった部分もあった。しかし今後その絡まりを解いてゆくのが楽しみです。
  • 参考文献はただ参考にするのではなく,どう理解しどう捉え自分に置き換えるかが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと気付かされました。
  • 「自分」というものを中心にする,というお話が興味深く今後の人間観?学問観そして社会福祉観が大きく変わるような気がしました。様々な名著を紹介していただけたこともうれしかったです。ぜひ探して読んでみたいと思います。
  • もう少しで退職の時期になり,今まで施設で子どもたちとの関わりにおいて間違ったことはしてこなかったのかと,反省の意味もこめ通信で学び始めたところでした。先生の講義を学び,ほっと胸をなでおろす反面,もっともっと自分の心の底をえぐられ本当に大丈夫なのかと問いかけてくるものがたくさんできた学びでした。
  • 社会福祉士とは一生をかけてそれになりうるか,そういう職業なのだと厳粛な気持ちになりました。大切なことは,見えなくて聞こえないことを感じる心だと知りました。
  • 「自分自身の人生観を持つことの大切さ。そこから始まる社会福祉。自分が浅ければ浅いところに,自分が深ければ深いところにつながる」との先生の言葉。

福祉社会学

  • 同じ日本の中でも地域の差別があり本当に苦労をしている人が多い。人としての権利,人間として生きる権利を改めて考えさせられた。
  • 従来の概念や国家試験をパスすることのみにこだわらずに,現実をもっとよく見て人々の生活をもっとよく見るということを熱く語っていたことが印象的でした。
  • 先生の体験に基づいたお話がとても興味深かったです。社会?家族?そして自分についてもう一度考えることができました。これからも自己指向型の人間であり続けたいなぁと思います。
  • 他の国の現状について知ることができた。
  • 法律が確立していても,現実には法律に守られることができないケースもある。理念と現実との乖離,ギャップの大きさを感じました。ベトナム(おそらく他の途上国でも)の現実と各々の「幸せ」。人としての幸せとは何かと考えさせられました。
  • 社会学とは特別なものではなく,私たちの日々の生活すべてが社会学であるということ。

医学一般

  • 介護の現場で働いていますが,今回のスクーリングで自分があまりにも知らないことが多いということに気付かされました。ナースとの連携,医師への質問の場面などに必要最低限の知識の必要性を思いました。
  • 高齢者の誤嚥性肺炎には左右によって違いがあること。遷延性?本態性といった専門用語の意味がわかった。
  • 楽しく受講することができました。学ぶことが幅広く,目が回りそうですが。どの年齢層であっても,どんな疾患?症状であってもその人個人の状態を把握しなければならない,同じケースはないんだと改めて学びました。

社会保障論

  • 年金制度について考えさせられました。高校の授業などで年金制度について学習する機会があれば良いと思いました。
  • さまざまなリスクを支える制度がたくさんあること。制度は社会情勢や政治家に左右されていると思った。社会情勢はともかく,政治的な意図に左右されるのはどうなのかなぁと思った。よい国づくりにはよい社会保障システムが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと思った。
  • 医療費制度に関連して,イギリスのホームドクター制について。私の姉はロンドンに住んでいます。腫瘍ができているのではないかと疑われる状況があったが,調べてもらうのに数ヶ月かかり,結果も2ヶ月後という状況で日本のようにすぐ調べてもらえません。高度な技術がある病院での診察はホームドクターの紹介が必要です。医療費は無料ですが,医療技術は日本よりはるかに劣ります。

福祉法学?更生保護制度論

  • 法律は細かいことを「分けて考える」力が必要だけど,日常生活においても同じだと思いました。
  • 憲法13条,個人の尊重の中での,人はみな同じ,存在自体に価値がある。「無駄な人はいない。」との言葉が印象に残りました。
  • ワンストップサービスです。学校や行政に文句を言ってもはじまりません。自分のところからやっていこうと試行中です。
  • 高齢化が犯罪の世界にも大きな影響を与えていることについて,非常に考えさせられました。“犯罪”というと特殊性を抱える高齢者に対して,支援する側の心構えはどのようにあるべきか考えさせられました。
  • 少し早かったが,法律の話は思っていたよりおもしろかったです。
  • 幸福追求権の他,個人の尊厳を改めて認識でき,法を学ぶことの楽しさと,教え方が上手だとこんなにわかりやすいものなのかと思った。いかにして犯罪を犯した人間を更生させるかが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であるかわかりました。
  • 高齢者が刑務所に進んで入るほど,現代は高齢者にとって住みづらい環境である事を痛切に感じた。

児童?家庭福祉論

  • 子どもの発達?成長の段階で正しい愛情を受けるかどうかでその後の人格形成に大きく関係するということ。また,そういったことが一般の人にはあまり教育されていなかったことが世の中を悪くする一因ではないかと思いました。
  • 子どもが悪いことをしたからといって叩くことは,子どもが叩くことで解決する事を覚えて暴力的な子どもになってしまうというところが印象に残りました。

障害者福祉論

  • 障害者のとらえ方が違っていたのではないかと気付きました。
  • 障がい者にも尊厳があり,健常者と共生する社会づくりが求められているのだと感じた。
  • 心のバリアフリーという概念。真のニーズと表面的なニーズの不一致。
  • 障碍とは何なのか。障碍のある人とどう関わっていけば良いのかといったことを考えさせられました。ビデオで実際に当事者から語られる言葉をきけたのも,とても心に響きました。
  • 今までは障碍のある人に対して目を向けていて,障碍のある人の周りをとりまく社会?環境に目を向けることはほとんどありませんでした。どう向き合っていくのか,少しでも改めることができたと思います。
  • 私自身も障碍を持っているため,様々な法律についてわからなかったことを知ることができました。そして,ビデオを見て自立して生活するということには自己の主張と人間関係の構築が非常に大事だということを改めて感じることができました。
  • 「障害」者について多角的に深く考える機会になりました。特に人権に対する考え方で,優勢思想と社会防衛思想について賛否両論いろいろな立場の意見がある中で,自分はどう思うかを確認することができたと思う。
  • 「障害」「障碍」「障がい」「ハンディキャップ」等,言葉の意味について。当事者がどう捉えているかと自分はどう捉えるか,価値観の違いもあるのでとても難しいと思った。

介護概論

  • グループを作っての話し合いはいろいろな意見や話(体験談?学習談)が聞けたのでためになりました。
  • 人には価値観が様々ある。援助者はそれを押し付けてはいけない。
  • 事例検討の最後に,「Kさんは何故施設を出たのか」の理由が印象に残っています。「規則に縛られた施設は自分が人生を生き抜く場所じゃない。」その言葉に胸が熱くなりました。
  • 介護する側が介護者をどうとらえるか,介護者の考え方によって介護の質が変わるということを再認識させられました。
  • 支援を求める人の目線や価値観を把握することの難しさを実感しました。
  • 先生自身が社会福祉士であり,いろんな経験が豊富でよくわかっていると思いました。自分自身の価値観をあらためて考えさせてくれたし,いろんな考えを持った社会福祉士になろうとしている人がいて,しかしみんな一生懸命で早く資格を取り仕事に就きたいと思った。

社会福祉援助技術論A?B

  • 人は誰でも悩んだり苦しんだり失敗するが,そこから這い上がってまたやり直せる社会にしなければならないと思う。みんなが幸せに暮らせる社会になるように力を尽くしたい。
  • 社会福祉士にはどのくらいの覚悟がいるか考えさせられた。
  • 現場の最前線で働いている生の声を聞くことができ,先生自身も自問自答し,悩み,苦しみをともないながら実践されていることを知り,頭が下がりました。
  • 「楽するな!流されるな!物事の本質を見誤るな!」といった先生の熱い気持ちがびんびんと伝わってきました。

社会福祉援助技術論II

  • 社会福祉調査の大切さ,調査をすることの大変さを知った。特に調査前の準備の大切さ。
  • 社会調査に参加したくても出来ない人がいる,ということに気付いた。障がいのある人,特に視力障害の人や意思を伝えることが難しい人にも参加してもらえるような対応を考えるべきだと思いました。調査に参加することは社会参加でもあるのだと理解しました。
  • 社会福祉調査が地域住民の主体性や参加を促進させる社会援助技術としての働きがあることがわかった。

社会福祉援助技術論IV

  • 「福祉活動とは人の命を守る仕事である」。現場で働き長い経験を持つ先生ならではのお言葉でした。心に残って離れません。
  • 地域福祉は「住民主体」であること。住民すべてが対象者であるということ。「福祉サービス利用者主体」ではないということ。ソーシャルワーカーを目指すものとして,この考えを勉強できただけでも今回のスクーリングに参加した価値がありました。
  • 先生の福祉とは命を守っていくもの,また福祉活動とは自分自身も成長していくものであるという言葉に考えさせられた。私も現場の職員としていろいろな方と関わりを持つことで新たな発見や人の命をあずかるということを大切にしていきたい。

精神保健福祉援助技術総論

  • 援助技術には援助する側の人間性が非常に365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@ではないかと考えられる。私生活においても,人の話をよく聞き,人間関係も問題なく行える人でないと援助者としての役割を果たせないのではないのでしょうか。
  • 傾聴をするにあたって,無意識に自分の都合のいいように聞いている場合があるので,意識的に正しく聞くように心掛けることが大切だということがわかった。
  • SST(ソーシャル?スキルズ?トレーニング)のVTRが印象的だった。SSTを通して,自分と他者との関係及び自分の内面に向き合うという内向的な作業をオープンに行うこと,またそのポジティブな姿勢に素直に感動した。そういった姿勢になれるような手伝いができるPSWになろうと思えた。

NPO論

  • NPOが非営利目的に活動する組織であるとの認識は,少しはあったのですが,はっきり言って何者かわからない部分が多くあった。多少なりとも理解できたと思う。また,ボランティアや企業寄付金の少なさは常に思っていたことであるが,営利のみの追求に企業活動の主力をおいてきたツケとして考えられた。横並びの思考や他の人が行っているからとか同等意識で行動することは多い。真の自立を考えなければいけないと思った。企業また地域の一員としての役割があるということである。

リハビリテーション論

  • 戦争は国と国との戦い。その結果,戦傷軍人が多く出た。戦争が障害者を作り出したというマイナス面が,その後リハビリテーション法を生み出すというプラスの面につながったという話。
  • わかりやすく話して下さったので理解しやすかったです。確認のテストを行うことで理解度が自分でもよくわかりました。
  • 誰でもできる福祉の仕事ならボランティアでもよい。専門家=プロのサービス。これからの福祉サービスはどれだけプロの技を提供できるかだ。
  • 「リハビリテーション=機能回復」という間違ったとらえ方を一蹴されました。広い意味でのリハビリテーションを学ぶことができました。
  • リハビリテーションは何のリハビリでも評価に始まり評価に終わるということ。それはリハビリだけでなく,障害者支援すべてに通じることであるということ。

心理学実験I

  • 一人の人間を理解することの奥深さを思った。人は目に見えない部分がほとんどであると思った。充実した興味深い4日間だった。
  • 錯視の不思議と記憶の曖昧さがあり興味を持てました。
  • 背景からの影響で,対象となる印象がずいぶん違ってくるんだということが実感できた。
  • 心理学を実験という形で数値で表すことができるのだとわかり,大変おもしろかったです。科学的に追求していくというのに興味が出ました。
  • 自分の行動の様々な理由も深く考えるようになりました。もっと考えていきたいです。
  • 簡単な実験であっても文献に重ねながら考察していくうちに,普段の生活に絡めて考えさせられたように感じた。時間や知覚,記憶などは個人によって感じ方も考え方も違うということを理解しながら,これからも学習を深めていきたいと思った。

心理学実験II

  • 心理学はやっぱり科学です。どうして日本では文学部に入れちゃったかなぁという疑問が増してきました。とにかく楽しい「心理学実験II」でした。
  • やはり心理学は実証科学である,ということで安心しました。個人のアイデア学説が検証されることなく定説になる懸念が払拭されました。
  • どの内容も日常生活の中では当たり前にあることではあるものの,実験を通して再確認できたことがたくさんあった。
  • 日常生活の中で我々は心を動かして生活している。それについて実験をしてものごとをはかっていくということはとても面白いことだと思いました。
  • 平均的な人の行動パターンと自分のパターンが違ったことで,どんなことが要因になっているのか。いろんな実験をしてみて,こんなこともこの要因では?と考えるようになった。

心理学研究法I

  • 研究は難しい印象があったが,興味があることを研究するのは面白そうという気持ちになった。
  • 統計に対し苦手意識があったが,すこし消化できた。

心理学研究法II

  • 難しい講義内容でしたが,本当にわかりやすく教えていただきありがとうございました。
  • 検定については前から学びたかったので,おもしろかったです。もう少しゆっくり時間をかけて学びたいと思いました。
  • YG性格検査で自分を客観的に分析してみて,自分自身の分析は難しいと思いました。年齢と環境によって性格は変化するのかなと思いました。

社会心理学

  • 人は他者をあるがままにではなく,見たいように見る「歪み」が印象に残りました。
  • 自分が普段している考え?行動に,専門的な名前があることに驚いた。また,いろいろな実験がなされていて心理学のおもしろさを感じた。
  • 常日頃,他者からかなりの影響を受けて生活をしているということもわかりました。自分の意志をしっかり持つ必要を痛感しました。
  • 対象認知の歪みが自分にはかなり当てはまる部分が多く,それをしっかり意識した上で人と接したいと考えた。
  • 心理学実験IIとの関連もあり,とても興味深く講義を受けさせていただきました。ありがとうございました。

老年心理学

  • 福祉現場での状況,学会での研究状況の両方を紹介していただき大変勉強になりました。
  • 認知症の方との関わり方などとてもわかりやすくとても心に残りました。押し付けでない先生の言葉がとても心地良くなりました。在宅での介護だけがすばらしいと話す先生が多い中で施設入所も選択肢としてあると話していただき,施設職員である私はとても救われました。
  • 特に認知症についてはいろいろな誤解を解くことができました。
  • 高齢期の人たちだけに言えることではないが,変化する症状などに対して「個人差」が大きい時期だということが理解でき,また一人ひとりにあったサポートが必要だと思った。認知症についてのお話はとても興味深く,また認知症の方をサポートする上で認知症の方の立場にたって考えなければならないところが多々あり,考えさせられた。
  • レポートは書き終えていたが自分が気付かなかった点,まとめるにあたって不足な点があったので,レポートは出してしまっていたが理解が深まりよかった。

障害児の心理

  • 障害児における行動の,障害から派生する発達の障害について,とても納得できた。どのような子どもにとっても発達の障害を最小限にするアプローチが大切だと感じた。
  • なぜ障害児の心理を知ったほうがよいのか,ということが納得できました。「また障害がある」と分けることの意味や,あくまでも「人」という事が前提で考えるべきということ,その上で個を考えることなど…。他のことにも応用して考えられると思い,自分の中にとどめておくようにしたいと思いました。
  • 障害児の親の心理についてよくわかった。障害児の種類とその内容について理解できた。
  • その子が今行っていることを精一杯すること。のびのび行動することが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@なのだということがよくわかった。障害があるから遅れは仕方ないと考えていた自分が恥ずかしいと思った。
  • 話したい相手がいるから話すようになる,という言葉が印象的だった。
  • 表面化している症状が障害によるものなのか,それ以外によるものなのかという視点で見ることが大事との指摘は,とかく障害に結び付けて考えがちな私にとって,よい勉強であった。「子どもは行動し経験する事で発達する。発達とは変化することであり,障害は発達の障壁となるかもしれないが,乗り越えて発達すると信じる。我々は前から手を引くのではなく,後ろから支えて押すという姿勢が必要。発達の主役は子どもである」というコメントは心に響いた。

心理療法

  • 相談者との会話で「まつ」という事の大切さ,自分の言葉での表現の沸き起こりを待つゆとりが,聞く側にとっても大切だと思います。「間」の大切さを感じました。
  • 臨床家であるということは当たり前だけれども,クライエントの存在があって初めて存在しえ,かつ成長するものだということを実感しました。
  • 自分を見つめなおす機会があると感じることができました。
  • 人が人を療法するということはとても難しいと思った。

介護実習事前事後指導

  • 単なる知識を得るための勉強ではなく,介護される方の実生活に即しているかが大切で,実習へ行っても念頭におきながら挑みたい。そして生徒にも伝えていきたい。
  • 実際に自分で技術をやることが今までなかったので,することすべてが新鮮に感じました。
  • 先生の実技を見て自分で実践し,他の学生の実技を見ることで気付く部分があった。
  • 介護の世界で従来,また現在に当たり前とされていることも,利用者の立場で見直す視点。「本当にそうなのか」を持ち続けることが大切だとわかりました。

総合演習

  • 日常の生活の中から感じていること,調べていることをまとめ伝える力が必要だと思います。

障害者(児)教育実習の事前?事後指導

  • 実際の実習生の授業を見て,自分が気付いたことと他の方が気付いたことの違いを感じ,見つめなおすことができた。
  • 「子どもが口に出さないことを,いかに教師が受け止められるか」という言葉。
  • 自分の普段の授業について考えさせられた。
  • 同じく教員を目指す方々との話し合いがとても勉強になった。
  • 同じ目的を持った人たちと関わることができてよかった。

障害者教育総論

  • 先生がおっしゃっていた,「子どもを大切にする姿勢を貫くこと。勉強を忘れてしまった人は教師ではいられない。」という言葉が,障害児教育に携わる上で(すべての教育においても)大切だと思いました。
  • 「迷ったときは子どものことを最優先に考えればよい」という言葉が心に残った。
  • 糸賀一雄氏の「この子らを世の光に」のビデオを見させていただき,子どもたち一人ひとりを大切にするまなざし,取り組みに心打たれました。
  • 「この子らを世の光に」障害は,不便さはあってもその子にとって決してマイナスとなるものではない。むしろその子の特性?特徴であると感じた。その特徴をいかにより良く伸ばしてあげられるかが教員の役割であると感じた。一人ひとりを温かく見守られる教育者でありたい。

知的障害者の心理

  • 基礎心理学をただの理論としてだけではなく,いかに実用できるか考えてみることが大切だと思った。
  • 言語理解のまとめで話された,「まずは関わりたいと思う気持ちを伸ばすこと」というのが心に残りました。
  • 記憶や言語理解はやはり面白いなと思いました。改めて記憶について学べてよかったです。
  • 理論や事例は参考にして,個々にあった指導が大切だと感じました。丁寧に関わることが大切だという先生のお話が印象に残りました。

知的障害教育

  • 生活単元学習や作業学習の詳しい内容がよくわかった。印象に残ったのは,グループホームでの生活の様子で,自分が今受け持っている生徒が将来どのような生活形態を選択し,生活していくのか考えさせられた。
  • 先生ご自身の実践や,異なる仕事経験を持つ受講生の皆さんとのディスカッションがとても勉強になりました。常に子どもたちに身に付けさせたい力は何なのか,何のために教育活動を行うのかを把握し,自由な発想で指導プログラムを考えることが大切だと思いました。
  • 教育を終えた障害者の生き方について考えさせられた。グループホーム,作業所等,教育と卒業後についてもっと理解を深め,連携が必要だと感じた。卒業後を考えた教育をしなければならない。

スクーリング全般

  • 通信教育での学びは孤独と沈黙がつきものです。文字を読む,書く学習を続けているとどうしてもうつむきがち,ふさぎこみがちになります。文字が言葉となり,音として耳に入ってくるスクーリング。文字が先生の肉声となり,先生の姿を見てつまり教科書が人になりかわり頭に入ってくるスクーリングの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性を改めて感じています。

●通信教育部への質問?要望点

Q1 20年度以前入学者のカリキュラム変更はあるのか。
A 20年度以前入学の方は,『学習の手引き』2008年版p.45~54記載のカリキュラムで卒業や国家試験受験資格が得られますので,今年に入ってからの大きな変更点はありません。
 ただし,社会福祉士や精神保健福祉士のための実習申込みの2月末が前倒しされて11月末に変更になりました。それにともなう,受講条件の緩和は『レポート課題集2009(3?4年次)』記載のとおりです。
 その他,今年度に入っての変更点は『レポート課題集2009(3?4年次)』p.8~13記載のとおりです。
Q2 『学習の手引き』は数年間使用するようですが,変更点があれば毎年更新してほしい。
A 変更の大きさと予算との兼ね合いで判断させていただいております。できるだけわかりやすい情報提供のあり方を考えていきたい,と存じます。
Q3 レポートの返却が遅いと,科目修了試験が受けられないので,レポートは早めに返却してほしい。
A 科目修了試験はレポートが合格していなくても申込み期限までに提出されていれば受験できます。ご要望の趣旨が,試験学習に必要であるという意味ならば,提出後1ヶ月経過した未添削のレポートがあるということにつきまして,深くお詫びいたします。
Q4 最長在学期間を延長してほしい。
A 現在の在学期間は,1年次入学者10年,3年次編入学者8年などです。間に休学が4回までできます。もし,この期間に学習が終わらなければ再入学も可能で,単位修得した科目は入学年度のカリキュラム表に照らし合わせて個別に認定できます。あきらめずに一歩一歩前進してください。
Q5 科目修了試験やスクーリング試験の答案は返してほしいです。できれば先生の講評もほしいです。
A 大学は試験によって単位を出すことが法令で義務付けられており,答案用紙については大学で保管させていただいております。また,個別の講評は先生方のお時間の関係で難しくなっております。なお,試験が自信があったのに不合格の場合は,『学習の手引き』2008年版p.155~156,2009年版p.159~160の方法で,教員に不合格の理由を尋ねる質問ができます。私はこのようなことを書いたつもりという理由も加えて,必要に応じてご利用ください。
Q6 10月生として履修登録するうえで,翌年4月~の変更情報も教えてほしい。4月~学習する科目もあるので。
A 来年4月~「福祉心理学」「障害児の心理」については教科書の変更が予定されています。また,この点は来年度以降,改善できるように検討してまいります。

その他,ご要望で今後改善していきたい点は下記のとおりです。

  • 20年度以前と21年度以降とで教科書が変更になっている科目に関しては,スクーリング時に配慮をお願いしたい。または,主として使用する教科書を事前に教えてほしい。

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