【お知らせ】
「体験学習」について
社会福祉士,精神保健福祉士希望者は周知のとおり,現場実習が4週間必要です。しかし,事前に現場を知らずにいきなり実習を受講しても,効果をあげることができません。また,自らの想いや理想,適性と実際の福祉現場とのギャップに悩むことにもなりかねません。
そこで,社会福祉士,精神保健福祉士希望者には,通学課程と同様に「社会福祉援助技術演習II」または「精神保健福祉援助演習」の受講前後に,指定施設?機関において3日間程度の「体験学習」を行っていただきたいと考えております。
詳細はおって『With』でご案内しますが,概略は下記のとおりです。
(1)対象者
「社会福祉援助技術演習II」または「精神保健福祉援助演習」の受講条件を満たした方(「登録カード」を提出した方)で,来年度に現場実習を希望する方。
ただし,体験学習のガイダンス(夏期スクーリングや演習スクーリングの際に実施予定)を受講し,一定の手続きを終了した方のみが受講できます。
(2)目的
次年度の現場実習へ向けて,社会福祉の実践の場を体験し,広い視野を養うとともに,自己の適性について考えることを目的としています。
(3)課題
- 社会福祉施設の実際を知る。
- 利用者の実態について学ぶ。
- 体験学習を通して,自らの社会福祉専門職としての適性について考察する。
- 基本的な社会福祉援助技術(介護も含む)の実際を学習する。
(4)対象施設
現場実習対象施設?機関と同じです。『学習の手引き 2003』p.74,p.76を参照してください。
(5)学習期間
3日間程度(できれば連続)。
(6)具体的内容
- 社会福祉施設?機関?団体等の職員からの講話
- 見学学習
- 初歩的な業務の補助を通しての利用者との交流(環境整備等)
- 社会福祉施設の行事等の補助
- 学生自身の問題意識を深める
(7)体験学習先のさがし方
自己開拓を原則とします。内諾?依頼手続きは,ガイダンスで説明します。体験学習先で実習することも多くなるので,慎重に検討する必要があります。
(8)学習記録の提出
大学が指定する「体験学習記録」に毎日記録し,終了後大学へ提出してください。
この「体験学習記録」は,来年度の現場実習で使用する実習記録と同様の書式で作成されています。
(9)体験学習免除者
- 社会福祉援助技術現場実習対象施設に勤務している方
- これまでに社会福祉施設等で今回の体験学習の内容,期間に相当する実習等を行っている方
※体験学習免除の方には,別様式の「報告書」を大学へ提出していただく予定です。
※過去のボランティア経験は,免除の対象とはなりません。
(10)その他
学習先への依頼方法,記録の記入方法などの詳細は,ガイダンスにて説明します。また,この「体験学習記録」(または「報告書」)を提出していない方は,次年度の「実習事前指導」スクーリングの申込みができません(予定)。
なお,「体験学習」に関する問い合わせは,より詳しい内容をご案内するまでは,書面(郵送,FAX,電子メール)で通信教育部実習係までお願いいたします。当分の間,電話による回答はできませんので,ご留意ください。申し訳ございませんが,ご協力のほどよろしくお願いいたします。