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VOL.28 JUNE 2005

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平成16年度通信制大学院修了者からのメッセージ2

大好きな杜の都と,修士課程を終えた喜び
社会福祉学専攻 H.I.

 あっという間の2年間でした。入学試験での選択式小論文に,得意分野の「ホームヘルパー」と「ケアマネージャー」に関する2課題があるのを見たその時,「我勝てり」と体がゾクゾクっとしたのを,つい昨日のことのように思い出します。

(1) 通信制大学院で学んだ2年間で印象に残ったのは,何といってもスクーリングや学校行事,教授面談含めて,「大好きな仙台で勉強できたこと」です。また小松先生と退官された森先生のスクーリングは充実し,有意義なものでした。友人も出来ました。通信制で一番大変だろうと思っていたスケジュール管理についても,事務局の菅野さんがポイントごとに懇切丁寧なフォローをしてくださったので,「いついつまでに何をする」という,学習計画さえ守っていれば,目標は何とか達成できるものです。

(2) 修士論文では,自分がライフワークとしている『登録ヘルパー縮小論』に取り組みました。ただ全国的に最先端であると自負しつつも,膨大な情報量をエビデンスとして生かしきれなかったことと,論文作成技術が未熟だったことに若干の悔いが残っております。
 そんな中,よいところを引き出そうと指導してくださった小松先生と,口述試問においてレジュメでフォローしてくださった雪江先生には心より感謝しております。直接面接指導の機会を,早め早めに先生と調整し,遠隔地であればあるほど(自分は東京),顔の見えるコミュニケーションを取ることが通信制の修士論文では,きわめて365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であると思います。
 小松先生の「修士論文は,生涯の研究活動の始まり」との教えに沿って,様々な出版物への寄稿?投稿を視野に,グレードアップを目指して,時間を空けず,加筆修正に入ることが大切だと思います。私も,厚生労働省?社会保障審議会,介護保険部会の委員の方から頼まれ,修士論文の内容をベースに6000字程の論説文を,とある出版社に入稿したところです。
 いつか,福祉教育者として仙台の近辺に再び戻ってくることを目標に,『ホームヘルパーの待遇改善と社会的地位向上を目指して』真の学術論文を完成させるつもりです。

(3) 後に続く方々へのメッセージですが,大学院の勉強は,継続しなければ2年間の思い出だけに留まってしまうと思います。問題意識,エネルギーの持続には,東北福祉大学?通信制大学院で出会った友人との交流が不可欠です。現場の課題や社会保障について,卒業後もずっとメールで議論し続けています。生涯,切磋琢磨できる友人と,仙台の東北福祉大学?通信制大学院の学びの中で出会ったことが最大の財産でした。

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