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VOL.70 SEPTEMBER 2010

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[OB MESSAGE] 社会福祉援助技術実習
「実習」そして「卒業」を通して

通信教育部社会福祉学科卒業生 小澤 好子

 現在,高齢者施設の介護職員として働いています。利用者の家族の方やケアマネージャーなど,さまざまな人と関わるなかで,今後専門的な知識が必要になると感じ,社会福祉士を取得しようと思いました。
 入学時,「卒業」は,受験資格を得る為の過程の一つにしか考えておらず,とにかく卒業さえ出来ればそれで良いと思っていました。しかし,レポート学習が始まるとその考えは一転しました。再提出はさけたい,納得のいくレポートを完成させたい,と目標が出てきました。「不可にならなければいい」の思いから「優をとりたい」に変化しました。
 しかし,思い通りに学習することができず,最初のレポートは,2ケ月以上かかっても完成しませんでした。何をどう書けばいいのか,書き始めたもののこれで良いのか,これでレポートになるのか,本当に悩みました。そのような時期に初めてスクーリングを受講し,衝撃を受けました。参加されている年齢の幅が広く,自分よりはるかに先輩と思われる方たちが,必死にノートに書き,学ぼうとしている姿勢に,驚きとともに勇気をもらいました。悩んでいたレポートも,とにかく提出して評価していただき,教えていただければ良いのだと考えが変わりました。
 スクーリングに出席し,互いにレポートの進み具合や勉強方法,仕事のことなど,話しができる365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@ことは,とても大切だと思います。国家試験の受験日が近づくにつれて不安になった時など,メール等で互いに励まし合い,受験当日は全力を発揮できる精神状態にすることも必要です。
 現場実習は社会福祉協議会で行いました。私は相談業務の仕事がしたいと目標があったので,実習中に知り合ったすべての方々とのつながりを大切にしました。
 ある高齢者サロンの芋煮会では,駐車場にテーブルとイスを準備し,芋煮の他,おにぎりやおでんが用意されていました。そして,参加予約をされた高齢者の方以外にも,通りがかりの地域の方々にも声を掛け,交流を図っていました。小さな出会いから,人と人とのつながりを作っていくことが大切であり,信頼関係の構築につながっていくのだと思いました。
 私が勤務する施設は,今年5月に立ち上げたばかりのため,地域とのつながりをつくることも始まったばかりです。そこで,実習でお世話になったボランティア団体,NPO法人,市民センターや児童館,地区社協民生委員などの方々に連絡をとらせていただき,地域性やボランティアについてなど,さまざまな助言をいただいています。現場実習では,普段見ることのない場所や仕事内容など知ることができます。「実習生」を最大限生かした実習をしてほしいと思います。すべて自分の財産となります。
 社会人になってから目標を持って生きることは,自分にもプラスになりますが,周囲にも影響を与えます。目標に向かって頑張っている人には,必ず応援してくれる人が周りにいます。そうなると,もっともっと頑張ることができます。とても忙しい日々ですが,最高に充実しています。
 仕事をしながら大学を「卒業」することは簡単ではありません。だからこそ,達成できた時の喜びはなんとも表現できないほどのうれしさです。卒業式に出席し,東北福祉大学を卒業したんだという実感と,ここまでよく頑張りましたと,今までの努力を認めてもらえたんだという充実感でいっぱいでした。
 大学に入学し,出会ったすべての方々に感謝しております。ありがとうございました。

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