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VOL.51 MAY 2008

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スクーリング?アンケートから

 4月?5月上旬に行われたスクーリングの科目ごとの受講生の方々の感想を掲載させていただきます。紙数の関係でごくわずかしか紹介できておりませんが,ご感想をお寄せいただいた受講生の皆様に厚く御礼申しあげます。

●生涯発達心理学

  • 発達は,経験の積み重ねであることを自分の体験と重ね合わせて考えることができました。私は,中年期にあたるので子育てのこと?夫婦関係?嫁姑関係について発達課題から振り返り納得でき,意味づけができました。
  • 私自身今だにできない自我同一性の確立。この確立は一応であり,常に変わることに納得しました。この気づきに出会えた人は幸せに生きていけるかもと思いました。
  • 発達課題について先生は普通に育っていけば達成できるものとおっしゃっていたが,果たして本当にそうだろうか。達成できていない人が(自分も含めて)たくさんいるのではないかと考えてしまいました。
  • 老年期を迎えるにあたり成人期である今を充実させることが大切なのであることを知り,今やれることはすべてやってみたいと生きていく上での欲が出てきました。卒業証書の重みの話を聞き,知識として自分の中に取り入れていける学習を心がけたいと思いました。
  • 楽しい老年期を迎えるため努力を重ねたいと思います。“積み重ねの上に今の自分がいる”

●心理学概論

  • 普段,特別に意識していない行動にも意味があることが分かりました。
  • ソーシャルリファレンシングすなわち信頼できる人の表情で判断するという点,やる気のない人にやる気を出させるのは好きな人+行動という点,どちらも信頼できる人,好きな人との関係が大きいことが印象に残りました。
  • アカゲザルの実験ビデオの内容が印象に残り,乳幼児期の母子関係の大切さについて考えさせられました。

●障害者福祉論

  • 「福祉」とは,制度や理論だけでは理解することが難しい分野であると感じました。
  • 先生が実際に経験された事例に関するお話が印象深かったです。
  • 実践に役立つ講義内容で,自分の目指すものが見えてきた感じがしました。
  • 理想と現実を近づけることは困難であるがゆえに,そのためにどうしたらよいかを考えなければいけないと思いました。

●社会保障論

  • 社会保障論というおおまかなことは多少わかっていた面もあったが,改正や内容の意味や広さにまだまだ勉強不足であり,自分自身が実際に担い手でもあり,また支えられている部分もありながら,理解不足だと感じさせられました。

●公的扶助論

  • 生活保護法が今の実態と合わなくなっているのではないか。ワーキングプア,後期高齢者,ニートなど今後の保護,自立助長で多様な対応が求められていると思います。
  • 生活保護制度はどうしてもその制度onlyで捉えられやすいが,実際には他制度との関連も視野に入れてそのあり方を考えていくことが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であると考えさせられました。
  • 貧困の定義などが時代によって変化し,政策もそれに合わせて変わっていく。社会福祉に携わる者は,個々のニーズだけではなく社会的なニーズや変化に敏感でなければならない。問題意識を常にもつことが大切だと感じました。
  • 生活保護は一部の人のみが理解しただけでは,利用に対する悪い印象は消えないと感じました。国民すべてが生活保護について知ることができる機会が必要だと思いました。

●通信教育部への要望などいただいたご意見は,今後の通信教育部をよりよくするための検討材料として活用させていただきます。

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