2019/11/20 キャリアカフェクラブ
【事業所インタビュー】第6回:株式会社ホテル佐勘
学生がつくる学生のためのキャリア情報Webマガジン。
学生が記者となり取材?編集し掲載しています。
総務支配人 小泉和義さん
Q.東北福祉大学生の印象を教えてください。
先日、「キャリアデザインインターンシップ」という講義でインターンシップ生を受け入れました。男性2人女性2人だったのですが、緊張していたせいか大人しい印象です。ただし頭の回転が速く、人生経験豊富なんだと感じました。印象としては高評価でした。
Q.学生のうちにしておいたほうがいいことを教えてください。
好きなことを好きなだけ突き詰めることですね。時間のある学生の間にしかできないことがあって、社会人になって時間が無くなるので今のうちにやりたいことをやって下さい!例えばヨーロッパ旅行だと時差ボケがあるので、学生の間でしかできません、新婚旅行以外では(笑)。
Q.貴社の福利厚生について教えてください。
社員に優しすぎる位の待遇です(笑)。経産省からの推進企業として認証をいただいており、若手社員向けの研修プログラムやリフレッシュのための休日など積極的に採用しています。女性目線でのサービスが求められる場面が多いことから、女性が活躍できる環境を整えています。現在2人が育休?産休を取得しています。復帰後の環境に合わせたセクションへの配属も行っております。
Q.国際会議も開催されたホテル佐勘さんでは、英語力は求められますか?
英語力はあれば大きな強みです。ただし、大切なのは「おもてなしの心」で、目の前のお客様に何かしてあげたい、喜んでいただきたい、その気持ちを言葉や表情で伝えることです。
Q.若手社員の1日の仕事の流れを教えてください。
私は新卒入社で、1年目に「フロント」2年目「予約センター」でした。「フロント」では1日に80件~100件のお客様情報を暗記して、お客様の来館に備えました。現場第一主義で経験を積みました。
Q.キャリアカフェのご感想をお願いします。
気軽な雰囲気で話しやすかったです。それに声が響く環境が良かったです。旅館でも声が響いている環境は大事で、質問攻めにしました(笑)。
福祉大生へのメッセージをお願いします!
採用のためでなく、社会人への質問、転職や新卒のお話をもっとできたらと思いました。サービス業に関係なくいろんな分野のお話をもっとしたかったです。
総務部総務課 チーフ 髙橋奈緒さん
「総務」の仕事をしております。
具体的な仕事内容は、社員が働きやすいように環境や施設を整える環境づくりやルール作り、一緒に働く人を探す採用や社員の勤怠管理やお給料の計算をする人事?労務関係の仕事をしております。お客様と接するよりも社員と接することが多いのが特徴です。
Q.仕事のやりがいはどんなところですか?
社員と接することが多いので、社員に対する環境整備や情報発信を日頃から意識して対応しております。社員がその日1日、何事もなく仕事を終え帰宅する。その「いつもどおり」が、総務にとっての仕事の結果となり、それが続くことがやりがいに感じます。
Q.仕事とプライベートのバランスのとり方はありますか?
私は、仕事とプライベートは分けて、プライベートの時は仕事のことを持ち込まないようにしています。仕事は仕事、プライベートの時は好きなことをして過ごしています。仕事で何か大変なことなどがあった時は、人に話を聞いてもらうようにして仕事とプライベートのバランスを取っています。
Q.大学生のインターンシップ、採用に関して教えてください。
当初は、時代に求められる「旅館」や「おもてなし」を工夫して創ってまいりました。長い歴史はございますが、新しい発想や行動力で、未来に向けた「新しい旅館」の経営を目指しております。
そんな当社でのインターンシップは、主に「フロント課」「販売課」で、長く、お客様に喜ばれるおもてなしを、働くスタッフと一緒に、実際の経験ができます。
また、大学生の新卒採用は「総合職」でご案内しております。主に、「フロント課」「営業課」「予約課」に、その時の人員配置や各自の希望やスキルにより配属され、業務を覚え、ホテルスタッフとしてのお客様をお迎えするノウハウ(おもてなしやスキル)を各部署で身に付け、スペシャリストを目指していくことができます。
Q.女性でも働きやすい環境ですか?
職場全体が、女性従業員の数が多く、従業員の7割程が女性です。そのため女性従業員に向けてのサポートが率先して行われています。女性従業員は産休、育休が取得しやすく、男性従業員は女性授業員をサポートし、連携が取られており女性従業員が長く働くことの出来る環境づくりが充実しています。現在、2名の従業員が産休、育休を取得しています。女性に優しい職場です。
Q.学生時代にやっておいた方がよいことは?
アルバイトは、どんな業種や職種でも経験しておいた方がよいです。コミュニケーション力や考える力、行動力などを身に付けておくと、自分に自信をもって就職活動などできると思います。
Q.福祉大の学生の印象はどうですか?
昨年のインターンシップに、4名の福祉大の学生さんにお越しいただきました。少しおとなしい雰囲気もありましたが、みなさん適応能力に優れ、すぐに現場に慣れて行動ができていました。インターンシップでは、福祉大の学生さんが来ていただくことで私たちも学ぶこともあり、次回のインターンシップもぜひご参加いただき、一緒に学び、成長できる場になれればと思っています。
Q.キャリアカフェの印象はどうでしたか?
フリートークでお話が出来て、初めてではありましたが、楽しいというのが感想です。学生がどのようなことで悩んでいるのかなど、実際に学生の生の声が聞けて良かったです。時間が経つのも早かったです。
(2019年11月取材)
取材担当:産業福祉マネジメント学科4年 小鴨尚平、福祉心理学科2年 伊藤千紘
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