2017/06/23 地域共創推進室
錦鯉稚魚選別支援(福島県相馬市)
東日本大震災復興支援「錦鯉稚魚選別支援活動」(福島県相馬市)を行ってきました。
2011年の東日本大震災による津波によって福島県相馬市松川浦漁港のすぐ近くにある藤田養魚では、10面あった野池(養魚池)とハウスが水没し、野池やハウスの損壊と錦鯉が流出するなどの被害を受けました。本学では2013年より学生?教職員による再生支援活動に取り組んでおり今年で5年目を迎えます。
主な活動内容は野池の除草や稚魚の池上げ、模様を見極めての選別作業などです。今回は6月16日と22日の2日間、稚魚の選別作業を行ってきました。今年は春先からの天候不順と気温、水温が低い状態が続き稚魚の成育が遅れたため、1日目は池上げをせずに直接、野池の縁で網を使い稚魚をすくっての選別作業でした。
野池には約10万匹ほどの稚魚が養殖されていて、通常6月、7月、10月に合計3回の池上げと選別作業を行っています。最終的にはおおよそ5%ほどが選び抜かれて市場に流通すると言うことです。
主な活動内容は野池の除草や稚魚の池上げ、模様を見極めての選別作業などです。今回は6月16日と22日の2日間、稚魚の選別作業を行ってきました。今年は春先からの天候不順と気温、水温が低い状態が続き稚魚の成育が遅れたため、1日目は池上げをせずに直接、野池の縁で網を使い稚魚をすくっての選別作業でした。
野池には約10万匹ほどの稚魚が養殖されていて、通常6月、7月、10月に合計3回の池上げと選別作業を行っています。最終的にはおおよそ5%ほどが選び抜かれて市場に流通すると言うことです。
2日目の22日は、この日朝早く池上げし水槽に移した稚魚の選別作業を行いました。それぞれの池には生息できる数には成長、大きさの度合いによってキャパがあるそうです。それを超えると自然界の摂理で生きていけなくなるそうです。色合い良いものだけを残すためだけが選別の目的ではなく、無理なく生存させるための目的(間引き)もあるのだそうです。今回は今春に生まれたばかりで特に小さい稚魚が多く選別作業は今までになく大変でした。
今回選別された稚魚は再び野池に放流され、7月に再度池上げ、選別、野池放流、そして再び10月に池上げ、最終選別しハウスで越冬させるのだそうです。
毎年10月にステーションキャンパスで開催されるくにみ街道まつりで、藤田養魚さんから出展される錦鯉販売と金魚すくいはとても好評です。今年も出品予定ですのでぜひ足を運んでみてください。
毎年10月にステーションキャンパスで開催されるくにみ街道まつりで、藤田養魚さんから出展される錦鯉販売と金魚すくいはとても好評です。今年も出品予定ですのでぜひ足を運んでみてください。
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