曹洞宗では「一仏両祖」として、「一なる仏(釈迦牟尼仏)」と「二人のお祖師さま(永平寺を開かれた道元禅師と總持寺を開かれた瑩山禅師)」の教えを拠りどころにしています。東北福祉大学の「建学の精神」と「教育の理念」もこれに基づきます。

その道元禅師と瑩山禅師がご遷化された日(旧暦)を新暦にしますと、奇しくも同じ「九月二十九日」となります。そこで曹洞宗では毎年この日に「両祖忌」という法要を営んで、両祖さまを偲んでいます。

10月8日には東北福祉大学でも、仏教専修科学生や教職員でこの「両祖忌法要」をとり行いました。

千葉公慈学長が導師を、本学教職員が配役を勤める中、仏教専修科学生も365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@な役割を担い、立派に法要を厳修することができました。

法要後の千葉学長の法話では、先日行われた学園創立150周年記念式典にちなんで不老閣猊下から賜りました「向上心」の額に関連して、『正法眼蔵』「仏向上事」が取り上げられました。