2022/07/29 産業福祉マネジメント学科

【地域との協働】八幡町商店街に学生製作の七夕飾りが飾られます

仙台市青葉区の八幡町商店街で実施される「八幡たなばた2022」(8月1日~8日)に、産業福祉マネジメント学科の学生たちが製作した七夕飾りが飾られます。

産業福祉マネジメント学科 安藤ゼミ(文化人類学)では、地域の文化を知るためのフィールドワークを実施しています。
今年度は、八幡町商店街で実施される「八幡たなばた2022」に参加するため、地域の方々にご指導いただきながら、七夕飾り製作に取り組んでいます。 

七つ飾りの製作にあたって、仙台市青葉区一番町の鳴海屋紙商事さんから、仙台の伝統的な七夕飾りの作り方や必要な材料について、ひとつひとつ丁寧にご指導いただきました。またその際、仙台七夕の伝統を継承する上で大切にしていることを教えていただきました。

祭りを継承していく上で、環境への配慮も求められています。八幡商店会さんからご紹介いただき、仙台メディアテーク内の「ワケあり雑がみ部」を訪問し、七夕飾りの材料として使用する雑がみをいただいてきました。ここには、市民が持ち込んだたくさんの雑がみが、色や形、素材、デザインなどで仕分けされ、保管されています。作品作りに雑がみを使う際のコツのほか、雑紙を素材として用いた市民参加型の活動など、大変貴重なお話を伺いました。

現在ゼミでは、数日後に迫った「八幡たなばた2022」への出品を目指して、七夕飾りを製作中です。
東北福祉大学のスクールカラーである東北古代紫を使用し、SDGsを意識しながら、雑がみを用いた七つ飾りを製作しています。
文化人類学ゼミの七夕飾りは、八幡町商店街の「cafe and market  くまと文鳥」さんの前に飾られます。お近くにお立ち寄りの際は、学生たちが製作した七つ飾りをご高覧いただけますと幸いです。

産業福祉マネジメント学科の学生たちは、地域の皆さんにご指導いただきながら、東北で受け継がれる文化を活用した地域づくりについて学んでいます。
鳴海屋紙商事さんで製作方法を教えていただく
雑がみを用いた市民参加型活動について学ぶ
SDGsを意識して雑がみで七つ飾りを製作