2023/08/28 産業福祉マネジメント学科

【地域との協働】仙台駅東での活動報告(その1)

プロジェクト実践活動の一つとして、仙台駅東地区の新たな将来像を地域の人と一緒に考える活動をスタートさせています。最初は学生たちだけで仙台駅東周辺をまち歩きしました(7月1日)。次に地域の方から、仙台駅東のまちづくりの経緯を学ぼうと勉強会を2回(8月1日、3日)行いました。

1回目は町内会長さんから、大和時代まで遡り、長い歴史の中で町がどのように変わっていったのかお話を伺ったり、昭和10年代の二十人町の町並みを再現した模型を見せてもらったりしました。1887年に仙台駅が開業したことで、駅の東と西という表現が始まり、分かれているように私たちは認識していましたが、もともとは城下町として連続した町であることを知りました。

2回目は仙台駅東まちづくり協議会の方から、地域の企業、住民が協働して取り組んだ社会実験の取り組みについてお話を伺いました。学生から「駅東のまちづくりへの熱い想いを感じました。お仕事をしながら、まちづくりに関わる楽しさは何ですか」という質問に対して、「仕事では、知り合うことのない、世代や職種を超えた地域の人たちと一緒に活動することは、仕事では得られない経験や楽しさがある」と回答いただきました。

学生たちは、地域の情報を知るだけでなく、まちづくりを行う人たちの想いや姿勢に多くのことを学ばせていただきました。引き続き、地域のみなさんと一緒に仙台駅東をフィールドに実践活動を展開していく予定です。(担当教員:岡正彦?石塚裕子)

まちづくりへの想いを聞く
ジオラマ(町並みの模型)を見ながら説明を聞く
まちの歴史について学ぶ