2023/12/15 産業福祉マネジメント学科

【地域との協働】青森県へウェブ?アーカイブ利活用に関する検討成果の提案を行いました

産業福祉マネジメント学科 野呂ゼミ(地域経済?地域イノベーションゼミ)では、青森県環境生活部環境保全課と連携し、「青森?岩手県境不法投棄事案」に関するウェブ?アーカイブの利活用、情報発信方法の検討を行い、このたび検討成果の報告を行いました。

オンラインでの打ち合わせ(7月)
 「青森?岩手県境不法投棄事案」は、平成11年に判明した国内最大級の産業廃棄物の不法投棄案件です。投棄された廃棄物はすべて除去され、現在は植樹もなされるなど安全に現場見学できるようになりましたが、ここに来るまでに20数年以上もの時間を要しています(現在も一部ですが地下の浄化作業が残っています)。

これらすべての取り組み?データは青森県の協議会(ゼミ担当教員も委員として参加)で検証?議論され、ウェブ?アーカイブとして保存?公開されています。

本件のウェブ?アーカイブは環境を保全するための苦難を示す貴重な記録であり、子どもたちも含めた多くの人々にとって環境が破壊された後の再生の難しさと環境の大切さを知る貴重な機会になります。
現地調査(9月)。不法投棄の規模に驚き、情報発信の365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性を痛感しました

そのため、協議会にてその有効活用と情報発信をさらに進めるべきであるとの議論がなされ、野呂ゼミ(3年生、4年生の有志)が青森県環境生活部環境保全課と連携して調査?検討を進めてきました。これまでオンラインの打ち合わせを行ったほか、9月には青森県とともに現地調査?意見交換を実施しました。そして12月5日に、オンラインにて青森県環境生活部環境保全課に検討成果が報告されました。

県からは、丁寧な検討に敬意が払われたほか、今後のウェブ?アーカイブ活用?改善と情報発信活動に向けて大いに参考になるとの声をいただきました。

とても難しいテーマでしたが、地域?課題にしっかり向き合い、検討成果を取りまとめることができました。丁寧にフォローしていただいた青森県環境生活部環境保全課のみなさま、ありがとうございました。

オンライン報告会での記念撮影
よい提案ができました