2024/11/18 教育学科 社会福祉学科 情報福祉マネジメント学科

南相馬市立中央図書館を訪問 - 地域に根ざした知の拠点を体感(中林ゼミ)

中林ゼミ(図書館情報学ゼミ)の3年生5名は、2024年9月18日に南相馬市立中央図書館を訪れ、充実した施設見学を行いました。この見学は、図書館の建築や運営に関する理解を深め、災害時やパンデミック下での公共図書館の役割と対応について学ぶことを目的としていました。

見学当日、ゼミ生たちは南相馬市内を見学し、地域住民との交流を通じて街の雰囲気を肌で感じました。

その後、南相馬市立中央図書館の見学を行いました。司書の方による詳細な説明を受けた後、館内を巡りました。ゼミ生たちは、公共図書館が単なる本の貸し出し場所ではなく、地域コミュニティの中心として機能していることを学びました。

質疑応答では、南相馬市立中央図書館が行っている利用者対応、防災対策などについて詳しく伺うことができました。

< 見学した学生の声 >

● 今回ゼミ活動の一環として南相馬市立中央図書館を見学させていただきました。今回の見学は、私たちが知りたいと思っていたことについて、とても丁寧に教えてくださったほかにも、移動図書館についての実態や館内の雰囲気など直接見ることで初めて理解ができる貴重な経験でした。利用する方や地域のことを念頭に置くことが、地域に溶け込んだより良い図書館運営につながっているのだろうと感じました。(総合福祉学部 高橋東吾)

● 図書館という場所は自分にとっては本を読む場所、人とコミュニケーションをとる場所としての認識でしたが今回の図書館見学で自分の図書館への知識がさらに深まったと感じるような貴重な体験が出来ました。また、自分の進路についても真剣にアドバイスを頂いたのでとても有意義な時間になりました。(教育学部 千葉慎一郎)

● 常磐線原ノ町駅を降りた先、南相馬。そこには、厳かな自然を基調とした外見と、その真逆で解放感のある利用者の全年代が知的好奇心をくすぐられる図書館があった。「おはなしの蔵」と呼ばれる紙芝居やプラネタリウムを体験できる幻想的な空間や、所蔵されている資料の種類に合わせた模型や補足資料があった。初めて行ったが終始ワクワクする見学だった。(教育学部 相良豪壮)

今回の見学を通じて、学生たちは公共図書館の多面的な役割について理解を深め、地域のコミュニティを支える知の拠点として365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@な存在であることを実感しました。先進的な取り組みと地域に根ざした運営方針は、図書館情報学を学ぶ学生たちに大きな刺激となりました。
移動図書館を見学する様子
移動図書館を見学する様子
子ども向けの企画展示
子ども向けの企画展示

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