2019/01/29 情報福祉マネジメント学科
「産学官金連携フェア2019みやぎ」に大内ゼミ、漆山ゼミが出展
産学官金連携フェア2019みやぎが1月22日、仙台国際センターで開催され、情報福祉マネジメント学科の大内誠教授と漆山純一講師、社会福祉学科?関川伸哉教授がゼミの4年生たちとメディカル?ヘルスケア部門に出展しました。
大内ゼミでは、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者向け筋電ゲーム『M-TEG』の開発」「簡易型義手ロボット『HAJI+』の開発」の2作品を出展。「筋電ゲーム」は脳の知的活動が侵されることのないALS患者向けとして、脳から出る電気信号を利用し、心電図などに用いられる筋電計を介してスイッチのオン?オフのみでゲームをコントロールするもので、クレーンゲーム、横スクロールゲーム、ゴルフゲームの3種類が楽しめるものになっています。
「簡易型義手ロボット」は、3Dプリンターで制作した義手にモーターとナイロン製の釣り糸をつなぎ、「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」というコンピュータを用い「つかめ」「ひらけ」の声に反応して動くもの。制作メンバーの1人、髙橋佑介さん(4年)は「学生でも義手をつくれないか、というところからスタートしました」。3人でそれぞれ義手制作、モーター研究、プログラミングと役割を決めて約1年半かけて作り上げたといいます。
「簡易型義手ロボット」は、3Dプリンターで制作した義手にモーターとナイロン製の釣り糸をつなぎ、「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」というコンピュータを用い「つかめ」「ひらけ」の声に反応して動くもの。制作メンバーの1人、髙橋佑介さん(4年)は「学生でも義手をつくれないか、というところからスタートしました」。3人でそれぞれ義手制作、モーター研究、プログラミングと役割を決めて約1年半かけて作り上げたといいます。
福祉支援アプリの試作、として漆山ゼミは「聴覚障害児の助詞学習アプリケーションの開発」「モーションキャプチャを用いた介護動作学習アプリ」「Raspberry Piを用いた指点字の入出力装置の開発」の3点を出展しました。
中でも介護従事者の腰痛問題に着目したという「介護動作学習アプリ」は、モーションキャプチャなどを装着し、仮想の介護現場で腰部に負担のかからない動作を学ぶ、というもの。開発者の1人、石川大我さん(4年)は、入学前はプログラミング未経験だったそうで「今後介護に関する開発機会はないかもしれませんが、いい経験になりました。プログラミングも大学で覚え、活用できると思います」と卒業後はシステムエンジニアとして働くそうです。
中でも介護従事者の腰痛問題に着目したという「介護動作学習アプリ」は、モーションキャプチャなどを装着し、仮想の介護現場で腰部に負担のかからない動作を学ぶ、というもの。開発者の1人、石川大我さん(4年)は、入学前はプログラミング未経験だったそうで「今後介護に関する開発機会はないかもしれませんが、いい経験になりました。プログラミングも大学で覚え、活用できると思います」と卒業後はシステムエンジニアとして働くそうです。
3年連続の参加となった関川ゼミは地元企業?団体と共同開発した「高齢者福祉施設特化型車椅子PS?1」から、新たに量産をめざした「次世代型高齢者車椅子PS?1 Design Bの開発」を展示。
来場者にプレゼンを行っていた秋山知道さん(4年)は「企業の方や家で介護を行っている方と話しましたが、『自走しやすい』『足を使えるようになっていいね』といっていただきました。他のブースも回ったりしましたが、就職する企業との関連も感じられます。今後へのつながりができて楽しいです」と昨年に続いての参加を満足そうに語っていました。
来場者にプレゼンを行っていた秋山知道さん(4年)は「企業の方や家で介護を行っている方と話しましたが、『自走しやすい』『足を使えるようになっていいね』といっていただきました。他のブースも回ったりしましたが、就職する企業との関連も感じられます。今後へのつながりができて楽しいです」と昨年に続いての参加を満足そうに語っていました。