2019/07/09 情報福祉マネジメント学科

仙台育英高校情報科学コースとの第2回高大連携事業報告

5月にスタートした仙台育英高校情報科学コースと情報福祉マネジメント学科による高大連携事業の第2回授業(テーマ:人のコミュニケーションにおける情報活用)が7月3日に行われました。

訪問授業の様子
訪問授業の様子
仙台育英学園高等学校の情報科学コースと、本学の情報福祉マネジメント学科による高大連携事業の2回目(全5回予定)が行われました。
第1回目の記事は<こちら>をご参照ください。

第2回目の訪問授業は、「人のコミュニケーションにおける情報活用」をテーマに高橋助教が担当しました。
授業では、コミュニケーションとは何かを考えることから始まり、コミュニケーションの必要性を考えるグループワークや、意思伝達装置の操作実習などを織り交ぜながら講義を行いました。

授業後には、フリートークの時間を設け、質問などを受付けました。
受講生と意見交換をしていく中で、前回に引き続いた「こういったことはプログラミングで可能ですか」の他に大学での学びとは何かなど、幅広いディスカッションが展開され、生徒だけでなく教員にとっても良い刺激の時間となりました。

今後も授業だけでなく、個々の学生とのフリートークでのディスカッションなど生徒に寄り添ったコミュニケーションを通し、学びだけでない成長に繋がっていくような連携事業を続けていく予定です。

【授業を担当した高橋助教のコメント】
意思伝達装置などを触れる機会というのはあまりないと思いますので、今回のことをきっかけに知ってもらいたいと思い、実習を含む授業形式としました。その中で、グループワークなどを行うにあたり積極的に実施してくれるだろうかと心配がありましたが、生徒のみなさんが積極的に取り組む姿勢があり、授業をしている側としても大変気持ち良く授業をさせていただきました。
そのため、一生懸命な生徒たちのために今後も何かしらの形で連携し、支援できたらと思いました。

【受講した高校生のコメント1(一部抜粋)】
今までは障がい者とコミュニケーションを取ることは難しいと思っていましたが、授業を受けて難しいの意味が変わりました。みんなコミュニケーションをすることは同じで、ただ不得意な部分をICTなどを通して伝えているだけなのだなと思いました。

【受講した高校生のコメント2(一部抜粋)】
LINEやメールなど相手が見えない会話が多いが、今回の話を聞いて、常に相手がいることを忘れないようにしたいです。

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