2022/12/21 情報福祉マネジメント学科

プロのモーションアクターとコラボ講義を実施しました

情報福祉マネジメント学科では、3DCGのモデリング及びムービーを制作するための最新テクニックの修得を目的とした「3DCG技法Ⅰ?Ⅱ」という講義があり、建物やキャラクターのモデリングからはじまり、水や火花などの特殊効果の合成方法などを学ぶことができます。

そして、講義の後半では、作成した3DCGのキャラクターと動画撮影した自分の動きを合成する方法を学び、実際にオリジナルの作品の作成を行います。しかしながら、このキャラクターに自分の動きをつけるために必要な動きといっても、なかなかイメージ通りの動きをするということが難しく、思い通りの動きにならないことが多々見られました。そのため、今年度は、株式会社モーションアクターの杉口 秀樹 様にご協力いただき、コラボ講義を実施することとなりました。
*杉口様は、モーションキャプチャーのシステムを使ってゲームやアニメなど、フルCGキャラクターの基礎となる動きのデータを提供するアクター日本のモーションアクターの第一人者となります。
講義の前半部分では、まず学生たち一人ひとりが作成しているキャラクターや設定などについて確認するとともに、見せ方などについて助言をいただきました。その後、ホールに移動し、動きの見せ方について、実際のアクションを交えながら説明をいただきました。そして、最後には、学生の作品にて使用するための動きについて直接指導をいただきながら、動きの撮影も行うことができました。

担当教員からは、「講演が始まる前はとても静かだった学生さん達が、講演直後、別人のように活き活きとグリーンバック撮影に臨む様子に感動しました」とのコメントがありました。杉口様とのコラボ講義を通して、学生たちは3DCGの奥の深さを学ぶ機会をいただきました。
アクションシーンの実演
アクションシーンの実演
動き方についての実技指導
動き方についての実技指導
学生作品用の動きの撮影風景
学生作品用の動きの撮影風景

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