2022/12/21 情報福祉マネジメント学科 リハビリテーション学科
eスポーツを活用したフレイル予防並びにデジタルデバイド解消に関する成果報告会
2022年4月より東北福祉大学は、仙台市、仙台eスポーツ協会、東日本電信電話株式会社宮城事業部(以下NTT東日本)と「高齢者のフレイル予防及びデジタルデバイド解消に向けた産官学連携協定」に基づいて実施した、共同実証の成果報告会を開催しました。
12月21日(水)に仙台市台原老人福祉センターにおいて「高齢者のフレイル予防及びデジタルデバイド解消に向けた産官学連携協定」に基づいて実施されてきましたeスポーツ体験?タブレット体験会の成果報告会が開催されました。
本共同実証は、2022年4月より高齢者の日常生活における効果的なeスポーツの取り入れや、デジタルデバイド解消施策を推進し、高齢者の健康増進及び生活の質向上を目標に実施されたものとなっており、今回は9月まで実施した体験会にて得たデータについて分析を行った結果報告を行いました。
今回の報告では、本学が担当しました継続的にeスポーツを体験することによるフレイル予防、健康維持増進への効果について、情報福祉マネジメント学科の大内誠教授と髙橋俊史講師が報告を行いました。
本報告においてeスポーツによる効果として、「注意分割機能(=複数のことに注意を払いながら同時に作業が行えること)」の向上および、「社会的フレイル(社会や他者とつながりを持つこと)」の向上効果が見られたことから、eスポーツを活用することによりフレイル予防および認知症予防に関して一定の効果がみられることが示唆されたと報告を行いました。
本学の報告に続きまして、仙台eスポーツ協会、仙台市、NTT東日本の各主催者からも本実証を通して、様々な知見を得ることができたとともに、継続的な関わりや、今後本実証を含めて様々なエビデンスなどの情報が増えることが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であるとの報告がありました。
そして、報告会の後半には、eスポーツ同窓会が開催され、実証に参加しました高齢者の方々が久々のレーシングゲームを体験し、その勝敗に一喜一憂する姿があったとともに、それらを取材に来ておりました報道関係の方からは、「こんなに上手なんですか」といった感想も聞こえてきました。
本実証を担当しました髙橋講師からは「実証を始める際には、eスポーツのイメージとして若者が行うもので高齢者向けではないのではないかといった質問もありましたが、約半年にわたり隔週の間隔でしたが、参加した方々とeスポーツをプレイした結果、参加者の表情が柔らかくなるとともに、お互いにプレイを楽しむ様子が見られるようになりました。そして、最後にはまたやりましょうといった声をいただきました。今後の高齢者とeスポーツとの関わりについては、eスポーツの競う部分だけに目を向けるのではなく、eスポーツを通してみんなで楽しむということを体験してもらうこと、広めていくことが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であり、課題です。」とのコメントがありました。
本共同実証は、2022年4月より高齢者の日常生活における効果的なeスポーツの取り入れや、デジタルデバイド解消施策を推進し、高齢者の健康増進及び生活の質向上を目標に実施されたものとなっており、今回は9月まで実施した体験会にて得たデータについて分析を行った結果報告を行いました。
今回の報告では、本学が担当しました継続的にeスポーツを体験することによるフレイル予防、健康維持増進への効果について、情報福祉マネジメント学科の大内誠教授と髙橋俊史講師が報告を行いました。
本報告においてeスポーツによる効果として、「注意分割機能(=複数のことに注意を払いながら同時に作業が行えること)」の向上および、「社会的フレイル(社会や他者とつながりを持つこと)」の向上効果が見られたことから、eスポーツを活用することによりフレイル予防および認知症予防に関して一定の効果がみられることが示唆されたと報告を行いました。
本学の報告に続きまして、仙台eスポーツ協会、仙台市、NTT東日本の各主催者からも本実証を通して、様々な知見を得ることができたとともに、継続的な関わりや、今後本実証を含めて様々なエビデンスなどの情報が増えることが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であるとの報告がありました。
そして、報告会の後半には、eスポーツ同窓会が開催され、実証に参加しました高齢者の方々が久々のレーシングゲームを体験し、その勝敗に一喜一憂する姿があったとともに、それらを取材に来ておりました報道関係の方からは、「こんなに上手なんですか」といった感想も聞こえてきました。
本実証を担当しました髙橋講師からは「実証を始める際には、eスポーツのイメージとして若者が行うもので高齢者向けではないのではないかといった質問もありましたが、約半年にわたり隔週の間隔でしたが、参加した方々とeスポーツをプレイした結果、参加者の表情が柔らかくなるとともに、お互いにプレイを楽しむ様子が見られるようになりました。そして、最後にはまたやりましょうといった声をいただきました。今後の高齢者とeスポーツとの関わりについては、eスポーツの競う部分だけに目を向けるのではなく、eスポーツを通してみんなで楽しむということを体験してもらうこと、広めていくことが365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であり、課題です。」とのコメントがありました。
この記事に関するお問い合わせ
- 総務部企画課
- 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
- TEL:022-717-3329
- FAX:022-233-3113
- E-Mail:kikaku@tfu.ac.jp