グラフィックデザイン実習の2022年度のテーマとして、【学生と東北福祉大学キャリアセンターのつながりを活発にするポスター】を制作しました。
（2021年度は、秋保ワイナリー様にご協力いただき「地元企業へのキャンペーンビジュアルの提案書」を制作）

制作にあたって、本学のキャリアセンターからは「しっかり学生?職員にアンケートをとり、現状と意識を把握してポスターを制作してほしい」という要望と課題をいただき、課題解決を図るため3つの工程をふまえポスター制作を行いました。

1つ目の工程としては、現状等の把握を目的としたアンケートを実施するために質問項目の選定を個人ワークからはじめ、全体共有を行い「学生とキャリアセンター職員にキャリアセンター利用に関するアンケート」を制作しました。そしてアンケートを実施し、貴重な回答を得ることができました。

2つ目の工程では、アンケートの回答結果を3つのグループに別れてグループワークを通して分析し、どの情報を学生に発信していくことで、課題解決となるかをまとめた「広告テーマ提案書」を制作し、キャリアセンターにアンケート結果報告と3つの「広告テーマ提案書」を提案しました。

そして、最後の工程では、個人ワークにて「ポスター提案書」として、魅力的に広告テーマを発信するためビジュアルを選定?構成し、ポスター案の制作を行いました。

下記のポスターは、以上の工程をふまえ12名の学生が制作した中から選ばれた3点（1点はシリーズポスター）です。
そして、2023年春には、この中の1点が実際の広告として学園内に掲示される予定となっております。

今回の講義では、知識として広告制作の流れを学ぶだけではなく、キャリアセンターの職員や学生の意見など様々な意見を聞くことで緊張感?対応力も求められ、より社会に寄り添った広告発信を目指すことができ、グラフィクデザインを通して問題解決力を高める実習を実施することとなりました。