2025/06/06 保健看護学科

【保健看護学科】科目紹介「生活の科学」その1

この科目の目的は、「看護に必要な生活の中の科学を知る」ことにあります。看護を行うためには生活の方法を知ることが大切です。そのため、この科目では、生活の中にある科学に関連する実験や演習を通じて、実際に体感することで現象を理解し、生活の基本となる科学的思考を身につけます。ここでは、“洗浄” “酸性とアルカリ性” “熱とタンパク質、水温と熱傷”の授業内容を紹介します。

【洗浄】
 布にいくつかの汚れをつけて、日常生活で用いられる洗剤等を用いて、“条件を一定にして” 洗浄実験を行います。実験結果は記録し、洗剤等の成分や汚れの成分を調べ、汚れが落ちる仕組みを考えます。

【酸性とアルカリ性】
 生活の中にある様々なものの酸性?アルカリ性を、リトマス試験紙を使用して調べます。食品や汗、唾液、尿…。食品だけでなく、生体の各所でどのようにしてそのpHが維持されているのかについても考察します。

洗浄の実験の様子
洗浄の実験の様子
酸性?アルカリ性を調べている様子
酸性?アルカリ性を調べている様子
学生の実験ノート
学生の実験ノート
【熱とタンパク質、水温と熱傷】
 タンパク質の凝固について、“卵”を熱水で加熱して観察することで考えます。熱傷は何度で起こるのか、”低温やけど”とは何か、など、現象を体感して理解します。
実験前に講義と注意事項説明
実験前に講義と注意事項説明
実験計画に沿って加熱します
実験計画に沿って加熱します
加熱温度と時間、卵の変化を記録します
加熱温度と時間、卵の変化を記録します
 6月15日(日)のオープンキャンパスでは、この科目を体験できる企画があります。まだ申し込んでいない高校生はぜひ「生活の科学」を体験してみてください。 

6/15(日)開催 オープンキャンパス事前申込→https://www.tfu.jp/oc/entry/
2025年度オープンキャンパスキャンパス特設サイト→https://www.tfu.jp/oc/