2025/07/11 保健看護学科
【保健看護学科】リエゾンゼミⅡで「卒業生との交流会」を実施
本学の特徴的な科目であるリエゾンゼミは、1年次(リエゾンゼミⅠ)から4年次(リエゾンゼミⅣ)まで、コミュニケーション能力を伸ばす演習や、先輩や卒業生との交流、問題発見?解決能力を養う演習、研究計画の立案などを通して、将来のキャリアにつながる基礎をつくり、学び続ける力を養います。
6月25日の保健看護学科のリエゾンゼミⅡ(2年次科目)では、本学卒業後に看護職(看護師?保健師?助産師)に就かれている3名の先輩を授業に招き、2年次学生が企画する「卒業生との交流会」を実施しました。交流会の前半では、看護師は石巻市立病院の佐野穂さん、保健師は川崎町保健福祉課の久保田萌さん、助産師は仙台赤十字病院の渡部彩実さんより「現在の仕事の内容」「現在の職場を選んだ理由」「学生時代の経験」「学生へのメッセージ」等についてお話をしていただきました。




交流会の後半では、先輩への質疑応答も行われました。
以下は交流会後の振り返りで学生から寄せられたコメントです(抜粋)
「実際に現場で活躍している方の話は、説得力があり得られるものがたくさんあった。多重課題のこなし方や患者さんとのコミュニケーションは、今の私の課題であり、悩みでもあったため、今回このような話を聞くことができて、自分には何が足りないのか、何を解決すべきなのかが分かった。実習や日々の講義以外にも得られる要素は多くあると思うので、自分のものに吸収していきたいと思った」
「卒業生との交流会では、看護師?保健師?助産師それぞれの立場から、現場でのやりがいや苦労、学生時代の学びがどう活かされているかを聞くことができ、とても貴重な時間となりました。進路選択や今後の学びに対する意欲が高まりました」
「先輩方のお話を伺って、看護師という職について改めて深く考えることができた。特に多重課題への取り組み方として、優先順位を考えることや逆算して考えること、メリハリのある生活などをすることで、少しは自分に余裕をもって行動できると学ぶことができた。また、国試勉強の取り組み方として、実習内容に沿った国試対策をすることで、実習時の知識の深まりにもなるし、国試勉強にもなるところが一石二鳥で良い対策方法であると感じた」
「お忙しい中、私たちのためにお話をしてくださりありがとうございます。実際の現場や学生時代の話などを聞いて、私が悩んでいたことや、将来どのように働くかなどを改めて考えるきっかけになりました。皆さんの話を参考にして、これからも学んでいきたいと考えました」
「本日は貴重なお話をありがとうございました。就職や勉強で不安に感じていたことを解消することができ、「もっと頑張ろう」と前向きな気持ちになれました。また、ひとつひとつの質問にも丁寧に答えて頂きありがとうございました」

卒業生の皆さん、貴重なお話や多くのアドバイス、ありがとうございました。