2023/07/10 保健看護学科
【保健看護学科教員の社会活動】富澤教授による柴田町保育士スキルアップ研修
2023年5月19日、6月16日の計2回(18:30~20:30の120分)、槻木生涯学習センターにおいて「365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@5年度 柴田町保育士スキルアップ研修」が開催されました。研修では保健看護学科の富澤 弥生(とみざわ やよい)教授が、自身のペアレント?トレーニング実践?研究を踏まえた「保育現場における子どもの効果的な接し方」について講演を行いました。研修には柴田町内の保育士約60名が参加しました。
本学保健看護学科の富澤 教授は(公)日本看護協会が認定する専門看護師(CNS)制度の「小児看護専門看護師」の資格をもち、大学では主に小児看護分野の大学の授業を担当しています。富澤教授は授業以外にも、小児看護専門看護師の活動として「ペアレント?トレーニング」を中心に実践と研究に取り組み、2015年「(発達が気になるこどもの)子育て支援(看護専門)相談室」を開設しています。
(第1回研修の感想)
〇子どもの様子は毎日同じではありませんが、根気強くペアレント?トレーニングを実践し、少しでも子ども達が安心して穏やかに過ごせる環境を作ってあげられるよう、私たち保育士も頑張っていきたいと思います。
〇今回の研修で学んだことを実践し、子ども目線に合わせ、声のトーンに気を付けながら「〇〇しません」と伝えると、子どもはすぐに辞めなかったが、だんだんと落ち着いていく様子が見られた。今後も今回の研修で学んだことを活かして保育を行っていきたい。
〇ペアレント?トレーニングは子どもに携わる人全てが知るべき大切な要素がたくさんあることを改めて感じました。保育士として保護者として子どもが喜ぶこと求めていることを具体的に教えていただき、すぐに実践してみたいと思いました。毎日することは難しくても15分のスペシャルタイムは、子どもの気持ちを満足させる素晴らしい方法だと思いました。
(第2回研修の感想)
○前回に続き、研修を受けて改めて子どもへの接し方について学ぶ事が出来た。自分の保育を振り返り、子どもへの声掛けの際、距離が遠かった事に気づいた。また、褒める事がいつも出来ている子まで行き届いて居なかった事も見えてきた為、全体的に褒めていけるようにしたい。
〇褒める目安も全体の4分の1出来ていたら褒めるようにする等、気持ちにゆとりを持って関わっていく。他園の実践を聞く機会があり、その中からその子に合った褒め方をする必要がある事を学んだ。今後の保育に活かしていきたい。
○保護者との関わりについての学びが大きかった。共感や傾聴の気持ちを大切にしながら、どんなに小さな事でも子どもの成長した姿や変化を伝え、寄り添う事が365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと学んだ。また、電話対応では相手や自分の表情が見えない為、声のトーンを上げる事や伝え方に気をつける事も学んだ。今回の研修で学んだ事を活かし、保護者との信頼関係を築いていきたい。
〇前回の内容がとてもよく、前回都合がつかなかった先生にぜひとも聞いてもらいたいと今回は2人で参加させていただきました。2回目から参加させていただいた先生が1回目の研修から受けたかったと残念に思うくらい、大変ためになる研修となりました。この研修で学んだことを胸に、保護者に対しての思い込みのような対応をしないよう気を付け保育にまい進したいと思います。
<富澤教授からのコメント>
?1回目の研修後に、参加できなかったスタッフに伝達講習をして、施設全体で取り組んだという報告が、ありました。研修を最大限に活かそうという意気込みを感じ、素晴らしいと思いました。
このような機会をいただき、感謝申し上げます。ありがとうございました。
富澤教授によるペアレント?トレーニング(対面グループ支援方式)は11月にも開催予定です。
詳細は2023年度ペアレント?トレーニングの案内ページ(下記URL)をご参照ください。
ペアレント?トレーニング講座
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