2024/08/23 国際交流 リハビリテーション学科

【作業療法学専攻】国際交流協定に基づく第1回国際交流プログラムの開催

学長への表敬訪問
台湾?長庚大学作業療法学科の謝先生と学生6名(2年生)が730日~86日の間に来仙され、国際交流協定に基づく第1回国際交流プログラムが本学で開催されました。
来訪時には、大変お忙しい中、学長の千葉公慈先生には、長庚大学の学生との面会面談の時間も頂き、温かい励ましのお言葉を頂きました。学生にとっては、大学の学長とお会いすることはとても貴重な経験でもあり、緊張しながらもとても感激していました。
プログラム開催中には、長庚大学の学生は本学3年生の臨床実習の報告会に参加したり、両国の作業療法事情や両大学の作業療法学の学びを頑張って英語プレゼンテーションをする等、教育的な学生間交流を通して相互理解が深まったようです。また、せんだんホスピタルをはじめ、複数の作業療法士が勤務する施設を見学させて頂くこともできました。
学生発表会、英語で発表しました
さらに、茶道、七夕飾り制作や浴衣体験、花火見学など日本の文化にも触れる機会を持ったほか、東北福祉大学ならでの坐禅体験や芹沢銈介美術工芸館でのうちわ作成を体験することもできました。
道庵でお茶会
芹沢銈介美術工芸館でうちわ染色体験
坐禅体験、法堂にて合掌
浴衣体験、仙台七夕花火大会へ出発
食事交流会:そうめん、焼き鳥、台湾の葱抓餅とタピオカミルクティー
食の文化交流会では、本学の学生と一緒に日本料理(焼き鳥や流しそうめん)と台湾料理(台湾の葱抓餅とタピオカミルクティー)を作り、食事とともに話が弾む楽しい交流になりました。
本プログラムは「国際作業療法学」の授業の一環として位置付けています。履修生の4名は来年3月に台湾?長庚大学を訪問する予定で、今後さらなる交流を楽しみにしています!

本プログラムに参加した本学学生の感想を一部紹介します。
Aさん(作業療法学専攻3年):「台湾の学生との交流を通じて異国の文化に触れたり親睦を深めたりすることが出来ました。一方で、英語での意思疎通がスムーズでなかったことが今回の課題でした。日常から英語に触れることを意識して生活したいと考えています」

Bさん(作業療法学専攻3年):「台湾の学生と料理をし、美味しいものを食べ、電車に乗って遊び、私たちは沢山の楽しい思い出を作りました。3月は私たちが台湾へ行きます。その時は英語や彼らが教えてくれた中国語の勉強をし、更に会話を楽しめるようになりたいと思いました」

本国際交流事業は、5年間日本と台湾の間で相互に訪問し交流を継続するものです。
学生間のみならず教員間、大学間の交流がますます深まっていくものと期待しています。


涙あふれる送別会、一緒にOTポーズ