2024/03/04 社会福祉学科

【学び】社会福祉士:児童相談所児童福祉司 金野久留美先生、田中遥久先生による講話/ソーシャルワーク演習

金野久留美先生(右)、田中遥久先生(左)
金野久留美先生(右)、田中遥久先生(左)
2024年1月22日、菅原里江准教授、石附敬准教授が担当するソーシャルワーク演習(社会福祉士課程)で、合同演習を行いました。宮城県中央児童相談所に勤務されている、金野久留美先生、田中遥久先生にお越しいただき、児童相談所の役割や仕事の内容、児童虐待への対応など支援の実際について講義をしていただきました。また、お二人がなぜ社会福祉士国家資格を取得され現在児童相談所に勤務されているのか、実際に仕事を通してやりがいを感じていること、また、職場での雰囲気などについてもお話しいただきました。

児童相談所における虐待相談受理件数が年々増加する中、子どもの権利を守るために様々な職種?機関が連携を取りながらチームで問題解決に取り組んでいることなど、大変分かりやすくご説明いただきました。金野先生からは「一人ではなく、誰か必ず相談に乗ってくれる人がいたため、長く仕事を続けてこられた」という、専門職が協力することの大切さを伝えていただきました。また、田中先生は学生時代の就職活動で県の説明会に参加した際に、職員の方のお話に感銘を受け「かっこいい。このような信念を持った人と一緒に働きたい。」と思ったことが県の福祉職を目指すきっかけになったことを教えてくださいました。
 学生にとって公務員福祉職がより身近に感じられ、将来の進路を考えるうえでも大変参考になる有意義な時間となりました。

<参加した学生の感想(一部抜粋)>

  • 「支援の際に何か迷ってしまうことがあったら『子どもはどうなったら一番幸せか?』と原点に戻って考えることが大切」というお話が印象に残りました。
  • 「会議は子どもの意見を代弁する場」という言葉が印象に残っています。
  • 子どもの利益を第一優先にすること、とても365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと思いました。
  • 社会福祉士の勉強や実習では、悩むことや辛いこともあると思うけれど、「悩んだことも大事な過程と考える」と話してくださったので、これを心がけていきたいと思います。
グループでの質疑応答の様子
グループでの質疑応答の様子
講話の様子
講話の様子