社会福祉学科の清水冬樹准教授が担当するリエゾンゼミⅡ（2年生）とⅢ（3年生）では、フィールドワークを実施しています。新年度開始から1ヶ月となる中、それぞれのフィールドワークの準備が始まっています。

リエゾンゼミⅡ：かいがもりプレイパークへの参画

リエゾンゼミⅡでは、東北福祉大学の近隣にある貝ヶ森中央公園で活動する市民団体による「かいがもりプレーパーク」へ参画しています。4月29日のリエゾンゼミⅡでは「かいがもりプレーパーク」の代表でもあり、本学の卒業生でもある三浦香弥乃さんにお越しいただき、貝ヶ森地区におけるプレーパークで何を実現しようとこれまで取り組んできたのか、お話いただきました。
2年生のゼミということもあり、まだゼミ生たちにもどこかぎこちなさがありましたが、朗らかな三浦さんのお話の表情に、少しずつ緊張感もほぐれ、最後にはとても的を得た議論にまで発展していきました。

6月に第1回目の「かいがもりプレーパーク」が開催されます。ゼミ生たちの発見と心を揺さぶるたくさんの気づきを期待していします。

リエゾンゼミⅢ：「ひなたぼっこ」でのこどもの居場所づくり

リエゾンゼミⅢでは、大学生門近くにある“ひなたぼっこ”で、放課後のこどもの居場所づくりに取り組んでいます。4月18日のリエゾンゼミⅢでは、去年”ひなたぼっこ”で活動してきた4年生から、企画や実習とのバランス、こどもたちとの向き合い方についてお話してもらいました。この4年生も3年生だった去年は、同じように先輩である4年生から”ひなたぼっこ”での活動についてお話をしてもらいました。4年生の1年間の成長を目の当たりにすることができました。
「かいがもりプレーパーク」と違い、リエゾンゼミⅢの活動は”ひなたぼっこ”から活動場所をお借りする以外、すべて自分たちで企画?準備をしていかなければなりません。上述したように、3年生となると社会福祉士等の資格に関わる実習も入ってくることから、スケジュール管理がとても大事になってきます。個性豊かな3年生のゼミ生が、どういった居場所を作り出していくのか、楽しみにしています。