2025年4月21日、本学のリエゾンゼミⅡ（2年次対象）の授業にて、本学卒業生であり「貝ヶ森プレーパークの会」代表の三浦さんをお迎えし、特別講話を実施しました。

今回の講話では、まず「プレーパーク（冒険遊び場）」とは何かについてお話いただきました。プレーパークとは、子どもたちが自らやってみたい遊びができるよう、こどもと地域の人々が一緒に作り上げていく、自由でのびのびと遊ぶことができる遊び場です。禁止事項を最小限にし、子どもの「やってみたい！」という気持ちを大切にするこの場は、自己決定や挑戦できる場として、全国的に広がりを見せています。

三浦さんからは、「イベント的な遊び」ではなく、「子どもの生活圏の中に遊び場があること」の意義について、親としての実体験を交えながら語っていただきました。地域で子育てをする中で、子どもたちが日常的に安心して遊べる場が不足しているという課題を感じたことが、市民活動の出発点だったといいます。また、単なる「遊び」を超えて、遊び場が子どもの社会性や創造力を育む「生活の一部」であること、そしてそれを地域住民の手で支えていくというプレーパークの理念が伝えられました。

学生たちは、こうした市民活動の意義や、福祉の現場とつながる遊びの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性について、多くの学びを得ることができました。卒業生が地域社会で果たしている役割に触れることで、これからゼミで進めていく実践活動の意義や方向性を考える貴重な契機にもなりました。