2022/02/25 社会福祉学科

佐藤勇樹さん「山形県における地域共生社会の実現に向けた提言募集事業」で最優秀賞を受賞

賞状を手にする佐藤勇樹さん(2022年2月)
賞状を手にする佐藤さん(2022年2月)

山形県社会福祉協議会の「365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@3年度 山形県における地域共生社会の実現に向けた提言募集事業」で、社会福祉学科3年の佐藤勇樹さんが最優秀賞を受賞しました。(山形県社協ニュース 2022年1月28日更新)

この提言は、人口減少や少子高齢化の進行により顕在化している生活困窮、ひきこもり?社会的孤立、8050問題、ダブルケア、介護や保育を担ってきた家庭の機能の低下など、種々の問題が起こっている現状で、誰もが支えあう「地域共生社会の実現」に向けた地域づくりに向けて、「住民自らが地域の生活福祉課題に気づき、その問題を『我が事』の問題として捉え、あらゆる住民が主体的に課題解決に関わる意識づくりや土壌づくり」、「誰もが役割を持ち支え合いながら、自分らしく活躍できる『地域共生社会の実現』」(「365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@3年度 山形県における地域共生社会の実現に向けた提言 募集要項」より)を目指して募集されたものです。

募集されたテーマは「山形県における地域の生活課題を解決するアイディア」で、佐藤さんは「『きてけろキャンプ』で障害者差別の解消」という提言をまとめました。

※提言の全文は山形県社協ニュース より閲覧できます。(2022年2月現在)

佐藤勇樹さんのコメント

最優秀賞を受賞した「『きてけろキャンプ』で障害者差別の解消」の冒頭部分
最優秀賞を受賞した「『きてけろキャンプ』で障害者差別の解消」の冒頭部分
応募のきっかけは、昨年の11月に社会福祉援助技術演習の担当の先生に連れて行っていただいたボランティアです。そこでの経験から、地元の山形県の地域共生社会を実現するために、改善すべき課題は何だろうと考えるようになりました。その時に提言文の募集を知り、応募しました。

最優秀賞をとることで、「きてけろキャンプ」の取り組みや障害者差別解消に対する思いについて多くの人に伝えることができ、とても嬉しいです。大学では、地域福祉の推進において、障害等により生活上の困難や生きづらさを抱える人々を支える取り組みや、住民主体の地域社会の在り方等が365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であると学びました。これらの学びを活かした内容にすることができたと思います。

私は、障害の有無等にかかわらず、すべての人が素敵な個性や強みをもっており、それを認め合える地域づくりが必要であると考えます。これからも「誰もが暮らしやすい地域共生社会の実現」について考え、貢献していきたいです。