2022/12/15 社会福祉学科
【保育士課程】保育士課程の就職先の紹介
保育士課程の就職状況について、過去12年の実績を概況としてまとめました(表を参照)。
?保育施設や子育て支援等
保育所、認定こども園、小規模保育事業、児童発達支援事業など、子どもが日々通う保育施設に就職する学生が一番多く、約半数を占めます。また、未就学児と保護者への支援を行う子育て支援センター、放課後児童クラブなど児童館や児童センターに就職する学生もいます。
?保育所以外の児童福祉施設
乳児院、児童養護施設、障害児入所施設などの児童福祉施設があります。保育士または児童指導員として採用され、親と離れて暮らす子どもの生活を支えます。
社会福祉学科の保育士課程では、保育士資格とあわせて、社会福祉士の資格取得を目指す学生がいます。なかには乳児院や児童養護施設に児童指導員として採用されて、施設職員として家庭や児童相談所と連携を行う、家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)を目指す学生もいます。
?高齢者福祉、障害者福祉、地域福祉、医療機関
児童福祉分野以外の福祉分野での就職は、高齢者の施設、障害者の施設、市町村社会福祉協議会などがあります。高齢者の施設では生活相談員、介護職員など、障害者の施設では生活支援員、就労支援員などの職種での採用実績があります。
地域福祉の中心的役割を担う社会福祉協議会を希望する学生もいます。地域の特性を踏まえて様々な福祉活動に取り組む地域福祉コーディネーター、福祉活動指導員などとして採用されています。
医療機関にも就職を希望する学生がいます。社会福祉士資格が必要とされる医療ソーシャルワーカー(MSW)として採用され、入院中や退院後の患者、家族の生活を支援する職務にあたります。また、医療的ケアを必要とする重症心身障害児?者の病棟において、QOL(生活の質)向上の役割を担う保育士、利用者の医療?福祉両面から支援計画を立てて生活を支える児童指導員などを選択する学生もいます。
?行政
国の機関や各種の独立行政法人に採用されています。地方自治体では、都道府県における採用として、一般事務、警察官などがあります。市町村では一般事務(行政職、福祉職)の採用実績があり、発達障害者支援センターで相談支援に関わる職員として配属されたり、福祉事務所の現業員(ケースワーカー)として配属されることがあります。なお、市町村が設置した公立保育所での採用(公務員保育士)については、表の「保育所等」に含めています。
?その他の進路
一般企業や農業協同組合等の公益法人での就職を選択する学生もいます。業種は営業、事務、販売、製造など多岐にわたりますが、子育て世代に注目した事業を展開する企業を選ぶ学生もいます。なお、企業が設置主体となっている保育施設は表の「保育所等」「地域型保育事業」に含めています。
進学等では、大学での学びをさらに探求するため、大学院に進学をしたり、海外留学して諸外国の保育や子育て事情を学び、実践を積んだ卒業生もいます。
このように、社会福祉学科の保育士課程の職業選択は、保育士はもちろん、幅広い分野に広がっています。その多くが専門的な知識や技術が求められる、保育、福祉、医療、行政等の対人援助の仕事であり、それらを合わせると85.1%になります。
社会福祉学科?保育士課程の学生は、学科のカリキュラムと相まって、現代社会を多面的に捉える視点と知識?技術を身につけ、人々のニーズに応える人材として社会に巣立っていきます。
?保育施設や子育て支援等
保育所、認定こども園、小規模保育事業、児童発達支援事業など、子どもが日々通う保育施設に就職する学生が一番多く、約半数を占めます。また、未就学児と保護者への支援を行う子育て支援センター、放課後児童クラブなど児童館や児童センターに就職する学生もいます。
?保育所以外の児童福祉施設
乳児院、児童養護施設、障害児入所施設などの児童福祉施設があります。保育士または児童指導員として採用され、親と離れて暮らす子どもの生活を支えます。
社会福祉学科の保育士課程では、保育士資格とあわせて、社会福祉士の資格取得を目指す学生がいます。なかには乳児院や児童養護施設に児童指導員として採用されて、施設職員として家庭や児童相談所と連携を行う、家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)を目指す学生もいます。
?高齢者福祉、障害者福祉、地域福祉、医療機関
児童福祉分野以外の福祉分野での就職は、高齢者の施設、障害者の施設、市町村社会福祉協議会などがあります。高齢者の施設では生活相談員、介護職員など、障害者の施設では生活支援員、就労支援員などの職種での採用実績があります。
地域福祉の中心的役割を担う社会福祉協議会を希望する学生もいます。地域の特性を踏まえて様々な福祉活動に取り組む地域福祉コーディネーター、福祉活動指導員などとして採用されています。
医療機関にも就職を希望する学生がいます。社会福祉士資格が必要とされる医療ソーシャルワーカー(MSW)として採用され、入院中や退院後の患者、家族の生活を支援する職務にあたります。また、医療的ケアを必要とする重症心身障害児?者の病棟において、QOL(生活の質)向上の役割を担う保育士、利用者の医療?福祉両面から支援計画を立てて生活を支える児童指導員などを選択する学生もいます。
?行政
国の機関や各種の独立行政法人に採用されています。地方自治体では、都道府県における採用として、一般事務、警察官などがあります。市町村では一般事務(行政職、福祉職)の採用実績があり、発達障害者支援センターで相談支援に関わる職員として配属されたり、福祉事務所の現業員(ケースワーカー)として配属されることがあります。なお、市町村が設置した公立保育所での採用(公務員保育士)については、表の「保育所等」に含めています。
?その他の進路
一般企業や農業協同組合等の公益法人での就職を選択する学生もいます。業種は営業、事務、販売、製造など多岐にわたりますが、子育て世代に注目した事業を展開する企業を選ぶ学生もいます。なお、企業が設置主体となっている保育施設は表の「保育所等」「地域型保育事業」に含めています。
進学等では、大学での学びをさらに探求するため、大学院に進学をしたり、海外留学して諸外国の保育や子育て事情を学び、実践を積んだ卒業生もいます。
このように、社会福祉学科の保育士課程の職業選択は、保育士はもちろん、幅広い分野に広がっています。その多くが専門的な知識や技術が求められる、保育、福祉、医療、行政等の対人援助の仕事であり、それらを合わせると85.1%になります。
社会福祉学科?保育士課程の学生は、学科のカリキュラムと相まって、現代社会を多面的に捉える視点と知識?技術を身につけ、人々のニーズに応える人材として社会に巣立っていきます。