2023/06/24 社会福祉学科

障がい者の外出?社会参加の移動支援「ガイドヘルパー」の紹介

説明会の様子
説明会の様子
移動支援事業は、障がい者の自立生活?社会参加を促進するために、屋外での移動が困難な障がい者に対し、社会生活上必要不可欠な外出や余暇活動等の社会参加を目的とした、外出の支援を行う事業です。
事業の対象は、身体障害者、知的障害者、精神障害者、難病患者などの方々です。サービス内容は、利用者の希望に応じて、外出先までの移動、目的地での介助、帰宅時の移動などを行います。移動支援事業は、市町村が実施主体となり、民間事業者やNPO等に委託して提供しています。移動支援を行うにはガイドヘルパー (全身性障害者移動介護従業者養 成研修過程)以上の資格が必要となります。

社会福祉学科の介護福祉士課程では、リエゾンゼミⅡ(介護基礎演習)の授業に、移動支援事業を行っている「社会福祉法人つどいの家ぴぼっと南光台」のスタッフの方々においでいただき、ガイドヘルパーの仕事についての説明会を実施しました。
 
介護福祉といえば、高齢者の介護をイメージされることが多いですが、実際に介護を必要とする方々は、乳幼児も含む若年者から人生の終焉にある高齢者まで広範囲に及びます。また何らかの疾病や障がいにより、自立した日常生活に第三者の力を必要している人も多く存在します。
ガイドヘルパーについて知ることで、高齢者だけではない、介護福祉領域の多様な利用者の自己実現に向けて、生活に寄り添う事の意味や意義を考える機会となりました。

「ガイドヘルパーはじめませんか?」説明会の概要

説明会のスライドの一枚。ガイドヘルパーが公共交通機関の切符の券売機で、支援をしている様子
説明会のスライドの一枚。ガイドヘルパーが公共交通機関の切符の券売機で、支援をしている様子
移動支援事業を実施し、365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@5年6月から宮城県で唯一受講可能なガイドヘルパー養成講座をはじめる「つどいの家」のスタッフの方から、次のような説明がありました。

移動支援事業とは?
ホームヘルプサービス事業の中の1つで、 障がいのある方が外出をしたい時に利用する サービスです。 市町村が運営する事業なので、 仙台市と市外では 多少、ルールが違うことがあります。
ガイドヘルパーとは?
障がいのある方と 一緒に外出し、一人では出来ないことをサポートするお仕事です。趣味や余暇の充実だけはなく、社会参加の機会を増やすニーズの高い事業です。
サポート内容
外出中の移動、食事、トイレなどの支援を行います。
ガイドヘルパーのいいところ
利用者さんと友達の様に一緒にお出かけを楽しむこともできます。 自分では行かない場所に行くこともできるので新たな発見があるのも ガイドヘルパーのいいところです。
ガイドヘルパーになるには?
ガイドヘルパーの資格が必要です。 資格はつどいの家で取得可能です。 最短2日間で取得できます。
ガイドヘルパー (全身性障害者移動介護従業者養 成研修過程)以上の資格が必要となります。そこで??365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@5年6月からガイドヘルパー養成講座をはじめます。宮城県で受講できるのは、 つどいの家だけで受講料は無料です。