山本窓亜ゼミ(法学)

ゼミの特色

法制度には、その国の国民が何を考え、何を大事にし、どのような社会を目指したいかが表れているといえます。そこで、ゼミでは、日本の法制度と諸外国の法制度とを比較することで、それぞれのもつ歴史的?文化的背景、価値観、信条を学び、それぞれの法制度の役割を考えます。その学びを通して、日本の法制度の特徴を明らかにし、その妥当性を検討することで、日本の法制度を深く理解することにつなげていきます。

たとえば3年次には、それぞれが関心をもつ法制度について、グループ単位で研究を行います。これまでには、同性婚?パートナーシップ、離婚後の親権、生殖補助医療、死刑、安楽死?尊厳死などを扱ってきました。前期は、日本の法制度に関する文献の精読や関連判例の研究を行うことで、日本の法制度について学びます。後期には、前期に研究した日本の法制度と、諸外国の法制度とを比較?検討し、日本の法制度の問題点とその解決法を探っていきます。

ゼミ生の声

●今まで、興味を持って調べることのなかったことについて、法律の観点から学ぶことができ、そこから現状の社会がどうなっているのか、どう変えていけばより良い社会になっていくのかということを考えることができるので、有意義な学びのできるゼミだと思います。

●グループに分かれて制度や法について調べ、様々な視点から考えを深めることができました。実際の判例も見ながら考え、グループの中でいろいろな意見を出し合えるので、個人では気づけなかった点についても学ぶことができました。ゆったりとした雰囲気のゼミで、それぞれの意見を出しやすい環境だったと感じます。

●先生から指導を受けながら、研究や議論の仕方、考え方など社会でも役に立つ能力が身につき、資料の調べ方やまとめ方、そして発表の仕方などの能力を得ることができました。少人数のため、先生に質問しやすく、明るく楽しく学ぶことができました。また、先輩とのつながりも深まり、就職活動の際に役に立つ情報やアドバイスをもらうことができて大変有意義なゼミでした。

●ゼミの中で自分のテーマについて考えたり調べたりすることで分析する力がつき、人前で発表することで人前で話す力がついて、就活の面接にもいきてきたので、とてもためになるゼミでした。

●山本先生のゼミでは、法律に関することを学べます。自分の調べたいテーマに対して法律を関連させて学べるので、より深い知識を学ぶことができ、非常に楽しいゼミです。勉強だけでなくイベントや行事にも熱心なので、飽きることなくゼミ生活を楽しむことができます。

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