2026/02/25 福祉心理学科 総合福祉学研究科 福祉心理学専攻

【報告】第144回 心理学コロキアムが開催されました

2026年2月18日(水)に、第144回心理学コロキアムが開催されました。福祉心理学科 講師の山本良先生から『学内機関での実習実践報告-臨床心理相談室での学び−』、准教授の武村尊生先生から『医療用麻薬と「いたみ」』というテーマでお話しいただきました。

以下に、発表の概要を紹介します。 

『学内実習機関での実習実践報告-臨床心理相談室での学び?』山本 良 先生(福祉心理学科 講師)

現在、臨床心理士や公認心理師などの心理資格養成課程において、学内外の機関での実習活動が求められています。大学院在学中に様々な臨床現場で実習をすることは、心理専門職になるための知識や技能、姿勢などを養う365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@な機会となります。特に、学内機関である大学付属の相談室での実習では、教員や相談室スタッフのサポートを受けながらケースの担当をすることがあります。“セラピストとしての第一歩”を踏み出す大学院生に対して相談室としてどのようなサポートを行っているのか、相談室スタッフの立場から実践報告も兼ねてご紹介いただきました。

『医療用麻薬と「いたみ」』武村尊生 先生(福祉心理学科 准教授)

オピオイド鎮痛薬は、がん疼痛や術後痛などの医療現場において不可欠な薬物である一方、海外における乱用問題が報道されるなど、否定的な文脈で語られることも少なくありません。そのため、医療用麻薬としての位置づけや、どのような「いたみ」に対して用いられているのかについては、必ずしも十分に共有されているとは言い切れない状況があります。今回は、医療用麻薬としてのオピオイド鎮痛薬の基本的な役割と使用背景を整理するとともに、それらが対象とする「いたみ」がどのような現象として理解されているのかについて、医療現場の視点から概説をいただきました。

第144回のコロキアムは、教員16名、学生5名が対面で参加しました。それぞれの発表後には活発な質疑が交わされ、盛会のうちに終了しました。