2021/01/25 福祉心理学科

【学び】3?4年生合同研究発表会を行いました / 社会心理学ゼミ

社会心理学ゼミ(担当:吉田綾乃)では、2021年1月21日に、ゼミ恒例の3?4年生合同研究発表会を行いました。今年度はオンライン開催になりましたが、4年生は1年間取り組んできた卒業研究の成果を、3年生は後期の心理学実践研究実習で行った個人研究の成果を発表しました。

福祉心理学科では卒業論文の口述諮問が2月9日に行われます。研究発表会は、4年生にとっては口述諮問対策になり、3年生にとっては研究構想に向けたよい機会になったのではないかと思います。

学生の声

『今回の発表会を通して、自分自身では考えられなかった視点からの問題提起や捉え方について知ることができました。特に4年生の方の発表は今後自身が卒論に取り組むうえでの勉強になりました。心理学実践研究実習では、これまで学んできた論文の作成の過程や読み取り、分析等を活かしながら取り組むことができたと思います。今回の講義のように一定の時間や条件、環境などが限られたなかでの論文作成も経験の1つとして今後に活かしていきたいと思いました。』

『ゼミと心理学実践研究実習を通じた研究は自分にとってとても意味のあるものになったと思います。今までの心理学を学ぶ立場から、研究?発見をしていく立場になり、これまでにない考え方をすることができました。また、実際の研究が難しいことも肌で感じる事ができたと思います。他の人の研究内容などを見ると、自分の研究内容はまだまだクオリティを高められそうだと感じる部分もありました。また、発表に対して、他の人から意見をもらうことで自分にはない考えを得ることができたことも、大きな学びになりました。他の人の発表で自分の研究に応用できそうな内容が沢山、見つかったことも大きな成果だったと思います。』

『個人研究を通じて、研究をどのように行うのか等の一連の流れを経験することができたと感じました。今回、経験したことを次の研究にもいかしていきたいと感じました。発表会では、先輩や他のゼミ生の研究がどのようなものかを知ることができました。内容だけでなく、発表の仕方?まとめ方等も参考になるものがあったと感じました。他の人の発表も参考にし、上手く伝えられるように、工夫したり、しっかり自分が伝えたい内容を理解したりしたうえで発表ができるようにしたいと感じました。』

※3年生の感想より抜粋


発表タイトル

4年生

「公正世界信念とコロナ禍におけるリーダーシップに対する評価の関連性について」 
「自尊心と制御焦点の個人差が社会的比較場面におけるモチベーションに及ぼす影響」 
「コロナ禍における社会的行動に関する考察:存在脅威管理理論の観点から」
「公正世界信念とコロナ禍における大学の対策に対する態度の関連性について」 

3年生

「自己制御がインターネット依存に及ぼす影響」
「後悔?追及者傾向が購買行動に及ぼす影響」
「ネット共感力および共感的ネット利用度が衝動購買に及ぼす影響」
「ポジティブライフイベントと自律的学習動機付けの関連性」
「自己制御力がネット荒らし行動に及ぼす影響」
「目標志向性が学習動機づけに及ぼす影響」
「友人関係への動機づけとSNS / 対面での友人選択理由の関連性」
「被異質視不安?異質拒否傾向が共感に及ぼす影響」
 

関連ページ

この記事に関するお問い合わせ

教務部教務課
住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
TEL:022-717-3315
FAX:022-301-1280
E-Mail:kyomu@tfu.ac.jp