2022/03/03 福祉心理学科

【学び】R3年度 福祉心理学 科研究発表会が行われました

2022年2月17日に365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@3年度の福祉心理学科研究発表会がオンラインで開催されました。

心理学実践研究実習に取り組んだ3年生と、卒業研究やゼミ研究に取り組んだ4年生の研究発表が行われました。

今年度は、臨床心理学ゼミ、社会心理学ゼミ、養護教諭ゼミに所属する学生らが、心理学的研究手法を用いて取り組んだ研究成果を報告しました。各発表後には質疑応答が行われ、学年を超えて学びを共有することができました。

学生の声

渡部学科長による開会のあいさつ
『専門的な用語がたくさん使われており、考察も様々な観点から考えをまとめていて参考になりました。』(2年)

『どの研究においても、社会問題などを挙げながら、その研究を行う意義が明確にされている点が印象的でした。』(3年)

『様々なジャンルの研究があって面白かったです。(3年生は)今回の研究で仮説が不支持になったのはなぜかを考えて、次年度の研究に活かしたり、今回の研究を踏まえて、新たに関連して知りたいことが出てきたらそれについて次年度に研究したりと、次につなげられることがたくさんあると思うので、今後に活かしてほしいなと感じました。』(4年)

『どの方の発表もすばらしいもので、とても熱意の伝わってくる内容でした。自分が3年生の時には持ち得なかったような視点を持っているなと感じると同時に、自分も負けてられないなと、いい意味で意欲をかきたてられるよい発表だったと思います。』(4年)

『それぞれのテーマについて、多角的な視点で考察されていて気づきの多い発表だったと思います。個人としては、1年間同じテーマについて深く考えて形にしたことを、今後の社会人生活の中でも糧にしていきたいと思います。』(4年)

『心理学のいろいろな分野の研究発表を聴くことができて楽しかったことはもちろん、自分にはない視点からの考察や先生方のお話を聴けて非常に勉強になりました。考察の中で、得られた結果について述べるだけではなく、現代社会で問題として取り上げられていることと絡めながら考えを深めておられました。この視点は、社会問題に対する心理学的な支援方法を考えていくのに必要な視点であることはもちろん、第一次予防という形やアセスメントする際に気をつける点としても活かしていけるのかなと思いました。また、研究方法に関して使用する質問紙や調査回数などについてお話があり、自身の卒論を振り返りつつ、今後研究方法についてもしっかりと考えていかなくてはと思いました。』(4年)

※感想は抜粋です

 

研究発表タイトル

第一部:3年生
「加害者家族非難感情に関する研究:加害者家族の属性ごとに向けられる非難感情の違い」
「個人的ノスタルジア喚起と一般他者への愛着スタイルがLocus of Controlに及ぼす影響」
「自尊心と自己開示状況が大学生の自己開示抵抗感に及ぼす影響」

第二部:4年生
「子どもが認知する親の養育態度と自己肯定感が援助希求行動に与える影響」
「SNS利用動機と感情制御がSNSストレスに及ぼす影響」
「日常的な利他的行動がレジリエンスの変動に及ぼす影響」
「大学生のCOVID-19感染に対するリスク認知とリスク回避行動の関連に批判的思考が及ぼす影響」
「非人間化と共感性がLGBTQに対する共感経験に及ぼす影響」
「高校生が養護教諭に相談しにくいと思う要因と状態自尊心」



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