2023/02/07 福祉心理学科

【学び】学生の心に響いたOG養護教諭の言葉 / 養護教諭養成課程

養護教諭養成課程では、4年次後期の「教職実践演習」において、OG養護教諭から講義を受ける機会があります。準備?進行は4年ゼミ生が担当し、後輩にも参加を呼びかけ、事前にOG養護教諭への質問などを集めます。

今年度は、養成過程の7期生で、講師としての経験を含め9年のキャリアを積む大場亜珠先生の講義でした。小学校?中学校?高校での経験を活かした大場先生の講義では、学校種や学校規模によって異なる養護教諭の役割や、どの学校でも共通する養護教諭として大切な姿勢を学ぶことができました。とくに、養護教諭に求められる役割が多くなっている中で、「今、目の前にいる子どもとしっかり向き合う大切さに気づいた。」というエピソードと言葉が、学生たちの心に響いたようでした。

学生の声 4年生

『学校現場では日々の業務が沢山あり、やりたいことがあっても全てこなすことは大変だと思います。その中でも、目の前の子ども一人ひとりと向き合い、子どもたちの救いになるようにという思いを持って働いている先生が素敵だと思いました。私もこれから社会に出て働いていく中で自分の理想を持ち、誰かの救いになれるようになりたいと強く感じました。』

『昨日、【養護とは何か】を考える授業に参加したのですが、先生の考える養護とは、受けとめ、寄り添うこと、というのかすごく胸に刺さりました。 また、講師をしている際に一度も養護教諭以外の道を考えたことがなかった、というお話しを聞き、私も夢に向かって頑張っていきたいと思いました。』

『私も講師登録をしたので、先生の経験を聞くことができ、抱えていた不安を和らげることができました。印象に残ったのは「今は変わらなくても、いつか響いてくれればいい」という言葉です。私も将来養護教諭になった際には、子どもの小さな成長に目を向け、こころに寄り添える養護教諭になりたいと思いました。そして、自分にとっての【養護とは何か】を見つけていきたいと思いました。』

学生の声 1~3年生

『これまでたくさん子どもたちと向き合い、子どもたちのために何かしようとしてきた姿勢がとても伝わってきました。これから、病院実習、教育実習そして教員採用試験を控え楽しみな気持ちと不安な気持ちがある中、今回のお話を聞いてより一層自分の夢に向かって頑張ろうと思うことが出来ました。』

『養護教諭に求められる能力や知識があることはとても大切であるが、それ以上に目の前の子どもと向き合う中で、訴えを受け止め、寄り添うことがとても大切だということを学ぶことができました。自分に関わってくれたという経験が子どもにとっては大きな力になるというお話を聞くことができ、些細なことでも気にかけて関わっていきたいと思いました。』

『養護教諭はとても狭き門なので、自分が実際に養護教諭になることができるか心配な面が大きかったのですが、先生のお話を聞いてやはり養護教諭になりたいという気持ちを持ち続けることが何より大切であることを感じました。』

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