福祉心理学科の重宗弥生准教授が、2023年9月9日から13日にかけてスペインのグラナダで開催された第11回国際脳研究機構（International Brain Research Organization: IBRO）世界大会にて研究成果のポスター発表を行い、IBRO世界大会トラベルグラントを獲得しました。

IBRO世界大会は、脳科学の発展を促進し、支援することを目的とするIBROによって4年に一度開催される世界規模の脳科学研究の大会です。第11回目となる今回は85以上の異なる国から約2,800名が参加しました。

IBRO世界大会トラベルグラントの受賞者は、脳科学研究の発展を助けることを目的に、大会への参加を希望する多様な地理的?科学的な領域の科学者から選出されました。発表では活発な議論が交わされ、多くの参加者からポスターの写真撮影を求められるなど、研究内容への関心の高さが伺えました。

「Killing two birds with one stone: Neural correlates of episodic encoding while earning two rewards simultaneously」
（一石二鳥：2つの報酬を同時に獲得する際のエピソード記銘の神経相関）