教育実践活動(教育学科学生のみ受講可能)
1年次から学校現場を経験できる、東北福祉大学教育学科独自のカリキュラムです。
授業?教育の目標
1年次から教育現場を体験し、学校の「イマ」を知る、学ぶ
「教育実践活動」は2006年度子ども科学部創設時に開講され、今年度で12年目になる講義科目です。この講義を受講した学生が現在、小学校教員、中学校教員、特別支援学校教員として活躍しています。
1年次から4年次まで受講可能で、大学に入学したばかりの1年生も実際の教育現場に5日間(または40時間以上)入り、授業参観?観察?学習補助などの活動を行います。主に学生の出身小学校で受け入れていただいていますが、2016年度からは中学校での活動、さらに2017年度からは特別支援学校での活動(3年生以上)も開始されました。
教育実践活動は、現場の「イマ」に実際に触れて理解することが目的で、将来、教員を目指している学生にとっては、教育実習よりも早く貴重な体験ができる場となっています。また、子どもたちとの触れ合いを通して、教員という職業を実体験することは、大学の学びを深めるきっかけにもなっています。
1年次から4年次まで受講可能で、大学に入学したばかりの1年生も実際の教育現場に5日間(または40時間以上)入り、授業参観?観察?学習補助などの活動を行います。主に学生の出身小学校で受け入れていただいていますが、2016年度からは中学校での活動、さらに2017年度からは特別支援学校での活動(3年生以上)も開始されました。
教育実践活動は、現場の「イマ」に実際に触れて理解することが目的で、将来、教員を目指している学生にとっては、教育実習よりも早く貴重な体験ができる場となっています。また、子どもたちとの触れ合いを通して、教員という職業を実体験することは、大学の学びを深めるきっかけにもなっています。
受講者インタビュー1
座学だけでは知ることのできない、学校の実態に触れることができました。
教育学科2年 小野嘉寿真さん
(宮城県/伊具高校出身)
(宮城県/伊具高校出身)
ーーこの「教育実践活動」を履修しようとした理由は?
小学校の教員になりたい、と思って東北福祉大学に入学したので、早いうちから実際に学校に行って活動できるのは魅力だな、と思ったからです。
ーー1年次から現場に行くのが特徴ですが、実際行ってみてどうでしたか?
出身の丸森町の小学校に行きましたが、1年生と触れ合ったときは、みんな元気で楽しいな、と思いました。反面、なかなか言うことを聞かない児童もいて、指導の難しさも実感しました。全学年を回って見させていただいたのですが、5、6年生の対応はまた難しいと感じました。
ーー現場での活動を終えて、一番感じたことは
褒めるのは簡単ですが、叱るのは大変なことなんだと気づきました。また、職員室に机を配置していただき、先生方の普段の活動が見られたことも勉強になりました。座学では知ることのできない学校の実態を体験し、先生方の仕事のやり方も学ぶことができた。今、問題となっていますが、教員はほとんど休憩がないんだな、ということも知りました。
普段、毎日3キロのランニングをして鍛えているのですが、昼休みも放課後も児童とよく遊び、わずか5日間でしたが本当に疲れました。先生になるには体力もいることが分かりました。
ーー現場に行く前に、大学で事前指導があったと思いますが、どうでしたか?
厳しかったです。児童との接し方や、言葉遣い、書類の書き方や、SNSの使用に関する注意など、いろいろと教わりました。自分が勘違いをしていることに気づかされたことが多くありました。
ーー今後は「教育実践活動」でどんなことを学んでいきたいですか
1年次は児童と触れ合って学校を知ることが目的でしたが、これからは指導法、先生たちがどういう流れで授業をしているのか、どう教えるかを学んでいきたいです。受け身の授業は面白くない。自分が受けても面白いな、という授業ができる先生になりたいです。
小学校の教員になりたい、と思って東北福祉大学に入学したので、早いうちから実際に学校に行って活動できるのは魅力だな、と思ったからです。
ーー1年次から現場に行くのが特徴ですが、実際行ってみてどうでしたか?
出身の丸森町の小学校に行きましたが、1年生と触れ合ったときは、みんな元気で楽しいな、と思いました。反面、なかなか言うことを聞かない児童もいて、指導の難しさも実感しました。全学年を回って見させていただいたのですが、5、6年生の対応はまた難しいと感じました。
ーー現場での活動を終えて、一番感じたことは
褒めるのは簡単ですが、叱るのは大変なことなんだと気づきました。また、職員室に机を配置していただき、先生方の普段の活動が見られたことも勉強になりました。座学では知ることのできない学校の実態を体験し、先生方の仕事のやり方も学ぶことができた。今、問題となっていますが、教員はほとんど休憩がないんだな、ということも知りました。
普段、毎日3キロのランニングをして鍛えているのですが、昼休みも放課後も児童とよく遊び、わずか5日間でしたが本当に疲れました。先生になるには体力もいることが分かりました。
ーー現場に行く前に、大学で事前指導があったと思いますが、どうでしたか?
厳しかったです。児童との接し方や、言葉遣い、書類の書き方や、SNSの使用に関する注意など、いろいろと教わりました。自分が勘違いをしていることに気づかされたことが多くありました。
ーー今後は「教育実践活動」でどんなことを学んでいきたいですか
1年次は児童と触れ合って学校を知ることが目的でしたが、これからは指導法、先生たちがどういう流れで授業をしているのか、どう教えるかを学んでいきたいです。受け身の授業は面白くない。自分が受けても面白いな、という授業ができる先生になりたいです。
受講者インタビュー2
5日間現場に行って、教員になりたい気持ちが、また強くなりました。
教育学科2年 猪又春香さん
(岩手県/釜石高校出身)
(岩手県/釜石高校出身)
ーー入学前から、この「教育実践活動」を知っていましたか?
入学してから、ガイダンスで知りました。説明を聞いて「やってみようか」と。教員志望で入学したし、3年次には教育実習に行くわけですから、1、2年のときから行っておけば、実習で行くことになる学校や先生方との関係も築きやすいのかな、とも思いました。受け入れ先の児童ともコミュニケーションを取りやすくなるんじゃないかとも思いました。
ーー1年次から現場に出るのは東北福祉大学独自。他大学で教員志望の友達には「大変だね」とか言われないですか?
言われますね。でも「現場に早く行けるのはいいよね」とも言われます。
ーー1年次に経験した現場はどうでしたか
最初は緊張して、児童の前で何を話していいかわかりませんでした。授業を見ることが多かったのですが、どこまで児童に関わっていいのか、補助に関わっていいのか分からず、反省が多かったです。
ーーとはいえ、良かったこともあったのでは?
子どもたちの名前を早く覚えるようにしました。お昼の給食の時間にたくさん話したりして、最後は名前で呼び合うことができて、児童といい関係を築けたと思います。
ーー現場での活動を終えて感じたことは
5日間現場に行ってみて、教員になりたい気持ちが、また強くなりました。前回は子どもと関わるというテーマで現場に行きましたが、今度は教員の仕事を理解することをテーマにしていきたい。児童に対しても、もっとコミュニケーションを図って、授業にも関わっていきたいです。
ーー将来はどんな先生になりたいですか
授業って楽しいんだな、と思ってもらえるような、分かりやすい指導ができる先生になりたいです。そのために、言葉の力をつけていきたいと思っています。
入学してから、ガイダンスで知りました。説明を聞いて「やってみようか」と。教員志望で入学したし、3年次には教育実習に行くわけですから、1、2年のときから行っておけば、実習で行くことになる学校や先生方との関係も築きやすいのかな、とも思いました。受け入れ先の児童ともコミュニケーションを取りやすくなるんじゃないかとも思いました。
ーー1年次から現場に出るのは東北福祉大学独自。他大学で教員志望の友達には「大変だね」とか言われないですか?
言われますね。でも「現場に早く行けるのはいいよね」とも言われます。
ーー1年次に経験した現場はどうでしたか
最初は緊張して、児童の前で何を話していいかわかりませんでした。授業を見ることが多かったのですが、どこまで児童に関わっていいのか、補助に関わっていいのか分からず、反省が多かったです。
ーーとはいえ、良かったこともあったのでは?
子どもたちの名前を早く覚えるようにしました。お昼の給食の時間にたくさん話したりして、最後は名前で呼び合うことができて、児童といい関係を築けたと思います。
ーー現場での活動を終えて感じたことは
5日間現場に行ってみて、教員になりたい気持ちが、また強くなりました。前回は子どもと関わるというテーマで現場に行きましたが、今度は教員の仕事を理解することをテーマにしていきたい。児童に対しても、もっとコミュニケーションを図って、授業にも関わっていきたいです。
ーー将来はどんな先生になりたいですか
授業って楽しいんだな、と思ってもらえるような、分かりやすい指導ができる先生になりたいです。そのために、言葉の力をつけていきたいと思っています。