1日目には、トーンチャイムと和太鼓の授業が行われました。
午前中行われたトーンチャイムでは、ちょうどクリスマスの時期でもあることから、「ジングルベル」を演奏し、その後「ホール?ニュー?ワールド」を奏でました。一人1?2音のみを扱い、みんなで合わせることはなかなか大変でしたが、本学の音楽堂けやきホールが美しいトーンチャイムの響きで満たされました。

午後は、「野蒜復興太鼓」の演奏を行いました。もともとは東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）を経て、被災地の東松島市立野蒜小学校（現在は閉校）の子どもたち自身から地域復興を行うべく作曲されたものです。そのような講義を受けたうえで、演奏に挑みました。今回は作曲した特別講師が来られなくなったことから、昨年度に本講義を受けた2名の学生が補助に入り、体の動かし方を教えました。振り付けや演奏回数カウントのサポートを受けつつ、結果として最後まで演奏を通すことができるようになりました。

2日目以降も、音楽づくりの実践体験や、ボディパーカッションを行いました。さまざまなものから音が奏でられること、身の回りには音が溢れていること、絵描き歌を自ら作成することなど、音楽づくりの具体的な実践を存分に味わいました。
これらの経験から、将来音楽の楽しさを伝えられる教員や保育者になってほしいと思います。