2025/05/07 教育学科

【教育学部】第35回三浦ゼミオンライン教師塾を実施

2022年に開始したオンライン教師塾は、これまで延べ208名の参加があり、一度も途絶えることなく継続してきました。第35回(3月22日)は、ゼミ修了生で現在宮城教育大学附属小学校に勤務している庄司彩菜さんを迎えて、「教職生活の過ごし方」をテーマに学びを深めました。

(補足)オンライン教師塾は,三浦和美教授が行っている卒後支援のひとつです.主にゼミの修了生?在学生が参加しています.

 庄司さんは、教職12年目、特別支援学級や通常学級で多くの経験を積み、現在は道徳を中心に学級経営?教科指導に取り組んでいます。教職生活で大切にしていることは、「その年の目標を持つこと」「休日は自分の好きなことや自然体験を通じて、リフレッシュして翌週の仕事に取り組むこと」だそうです。これまで中学校英語の教員免許を取得するなど、その都度目標を達成して現在に至っていることや、子どもたちとの接し方で心がけていることを具体的に話していただきました。学生からも海外視察やアルバイト経験等を発表して意見交換する中で、「全ての活動を活かして教育に取り組む365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性」について学ぶことができました。

参加者感想
〇真剣に話を聞いていただき、話しやすかったです。話していく中で、学生さんが気になることがどのようなことなのかがわかりました。また、話しながら私自身、自分の1年間を振り返ったり、来年度の目標についても考えることができました。(宮城教育大学附属小学校 庄司彩菜さん)

〇「ほめる方向に子どもは伸びる」というお話が大変印象的でした。試行錯誤しながら日々奮闘していらっしゃる現場の先生の知恵は、とても学びになりました。ありがとうございます。(教育学科3年 岡知里さん)

〇現場での子どもの関わり方や休日の過ごし方など、実体験に基づいたお話が聞けて、とても勉強になりました。当たり前のことでもほめ、子ども自身が先生は見てくれていると思えるコミュニケーションを取ることが大切だと学びました。様々な方々との関わり、教育に生かしていきたいです。ありがとうございました。(教育学科3年 岡ありささん)

その他の参加した卒業生からもメッセージをいただきました。 
〇教員をしていると悩むことが多くあります。その時にこういう会があってよかったと思います。このオンライン教師塾が心の支えになって頑張ることができました。(秋田県高校教員 佐藤香さん)

対面で行っていたゼミ交流会をコロナ禍によりオンラインで行うようになって丸3年。教師塾では学生から教員へと成長していく過程を見守ることができ、また、そこで生まれる在学生?卒業生の縦のつながりも大きな教育力になっていると感じます。これからも現場で活用できるテーマを掲げて継続していきたいと考えています。(ゼミ担当 三浦和美)

三浦ゼミオンライン教師塾:毎月第4土曜日20:00~21:00開催

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