2025/07/16 教育学科 社会福祉学科

【教育学科】「音楽科の指導法」で音探しをしました

「音楽科の指導法」は、教育学科小特コース?小幼コース必修の科目です。教員養成のために歌唱?器楽?音楽づくり?鑑賞の各領域についての指導法を学んでいます。

 7月3日(木)の授業では、音探しの考え方や環境音について学んだ後、本学国見キャンパスの中で「音探し」をしました。4つのグループに分かれて、テーマをくじで選びました。それぞれ、「木々の音」「乗り物の音」「電気の音」「食べる音」を引き、実際に外に出て音を探しました。

音を見つけたら、「場所」「何が何をしている音か」「オノマトペ」を記録し、「図形楽譜」を描きました。決まりは、①図形楽譜やオノマトペは既存のものにとらわれないこと、②グループのみんなが違う表現をすることとしました。

教室に戻ったら、オノマトペを使って「クイズ大会」をしました。当てたチームも、当てられたチームもポイントがもらえる“みんながうれしい”ルールで、とても盛り上がりました。なお、当てたチームがポイントを得られるのは、普段から音を聴いているからです。それに対し、当てられたチームがポイントを得られるのは、音を上手にオノマトペで表現できているからです。まさにwin-winなクイズとなります。

この活動を通して、身の回りの音に対して振り返ってみるきっかけになればと思います。

<学生のコメント>

 「今回の聞こえる音を図形楽譜で表す事は、その音を視覚でも楽しむことができて、子どもの想像力を豊かにすることができると思いました。音を当てるクイズのルールでは当てた側と当てられた側のどちらにも得点が入ることで喧嘩になりにくくなると思いました」(乗り物チーム)

「普段聞いている音をオノマトペで表すことが難しかったけれど、クイズをして当てたり当てられたりすると楽しかったです」(食べるチーム)

「フィールドワークを織り交ぜながら、音を探し、競争することによる意欲を沸かせる工夫や、話し合いなどで他と交流できる、とても新しい、そして良い学びだと思いました」(電気チーム)

「普段では聞かない音を聞くことができて、良い経験になりました。将来教員になったら、子どもにはいろいろな場所で経験させたいです」(木々チーム)
バスの音を記録する様子
自動販売機で出る音を記録する様子
クイズ大会で、ジェスチャーを交えてオノマトペを発表する様子
メモをしたオノマトペや図形楽譜

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