2026/01/07 教育学科 社会福祉学科
【学科報告】特別支援学校における主権者教育について学ぶ ——教育学部3?4年生が考える政治参加の〈バリアフリー〉(冨樫ゼミ)
11月27日(水)、中等教育専攻社会科コース?冨樫ゼミ(3年生6名?4年生2名)では、特別支援学校高等部における主権者教育の意義と目的、現状と課題について考える学修の一環として、美里町にある宮城県立支援学校小牛田高等学園を訪問しました
当日は教頭の木戸真希先生と教諭の奥村亮先生に迎えられ、両先生より小牛田高等学園の概要や生徒さんたちの学校生活?学びについて、スライドや動画を用いてご紹介いただきました。そして、作業学習(木工芸、園芸、食品加工、流通?サービス)の様子を見学した後、社会科担当の新田康平先生から小牛田高等学園における主権者教育の目的やねらい、これまで行われてきた具体的な授業実践の内容と成果?課題についてお話を伺いました。
小牛田高等学園では例年、ほぼ全ての卒業生が就職を果たしていることもあり、職業的自立に必要となる知識や技術の修得に加え、社会的自立に必要となる「一人ひとりが主体的に考え、自分の意見や考えを自分の言葉で表現できる」能力の伸長に力を入れています。
障がいのある方々にとって、主権者として政治に積極的に参加することは必ずしも簡単なことではありません。しかし、学園の生徒さんたちが主権者教育をきっかけとして選挙に参加することで、健常者にとってもこれまで以上に政治に参加しやすい環境が生まれ、誰もが自由で幸せに暮らすことのできる社会への第一歩となることが期待されます。
参加したゼミ生のうち、3年生の大半は特別支援学校での教育実習を予定しています。
今回の学校訪問を通じて、学生たちは座学では得ることのできない貴重な気づきや学びを獲得することができました。
<学生の感想(一部)>
?実際の作業場面や校内の様子を見学する中で、小牛田高等学園ならではの温かな雰囲気や、生徒が主体的に取り組める工夫が随所に見られた
?主権者教育では自分で考える機会や判断する機会を意図的に設定することで、自分の中での価値基準から判断して選択できるような指導が必要であると学んだ。
?将来的に中学生に主権者教育をするうえで非常に参考になる実践であると同時に、様々なことを取り入れて自らの授業に生かしていきたいと感じた。
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