2026/03/05 教育学科
【教育学科】教員インタビュー水野康教授(初等教育専攻?保健体育担当)
睡眠が専門ですが、研究を始めたきっかけを教えてください
大学院のときの指導教員の縁ですね。大学院は体育?スポーツ系で、指導教員の専門は高所トレーニングでしたが、当時、日本で数少ない睡眠研究を行っていた大学と繋がりがあり、その関係で、高所で睡眠、というテーマに取り組むことになりました。気圧を下げる特別な部屋で睡眠をとると、高度4,000m相当では確実に眠れなくなる、という結果を確認しました。睡眠研究は、徹夜で脳波などを観察しつづける必要があり、大変でした。ただ、一晩の生体情報の変化はとても面白く、きついながらも続けられました。以来、睡眠研究を主軸において研究に携わっています。
担当している授業について教えてください
体育科の指導方法や健康関連の授業を担当していますが、睡眠健康科学という授業も担当しています。この授業の単位を取得すると、日本睡眠改善協議会という組織が認定する“睡眠改善インストラクター”の受験資格が得られます。医療ではなく、生活習慣や環境面から快適な睡眠を得られるよう相談?指導できる人材の養成を目指しています。一般向けに開かれているこの資格の講習(3日間)には、交通、寝具、健康相談などに関わる会社の人が受けに来てくれていますね。
本学に入学して、身につけて欲しいことは何ですか
情報の真偽を見極め、それを活用?応用する力ですね。ネットやAIなどから、様々な情報が簡単に入手できるようになっています。大学では、自分で考える力、その応用力の向上が大切ですので、情報の発信元(出典)とともに、逆の情報の検索?確認を踏まえ、自分の考えを持つ力を身に付けて欲しいですね。
高校生へのメッセージをお願いします
最近、探究学習に関係して高校生からの問い合わせが増えてきました。日本人の睡眠時間は世界最短とも言われており、高校生の皆さんも、多くが睡眠不足だと思います。厚生労働省から、“健康づくりのための睡眠ガイド2023”、が公表されていますので、先生方や保護者の方も含めてご覧いただくことをお勧めします(高校生を含めた、“こども版”もあります)。睡眠不足は、解消されて初めてわかる、という特徴がありますので、良い睡眠を一定期間とって得られる快調さを是非、体験してほしいと思います。
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